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2010年8月 アーカイブ


2010年8月24日

『判断と崇高』合評会の予定・書評紹介  【お知らせ】

 拙著『判断と崇高』をめぐる合評会が、以下の日程で開催されます。

カント研究会第244回例会
日時:2010年 8月 29日(日)16:30~19:00
場所:法政大学92年館(大学院棟)2階203教室
合評会:宮﨑裕助著『判断と崇高──カント美学のポリティクス』
  特定質問者:千葉建(筑波大学)、宮村悠介(東京大学)

日本カント協会第35回学会
日時:2010年 11月 13日(土)
場所:新潟大学・五十嵐キャンパス
共同討議2:テーマ「カントと崇高論」
  討議者:宮﨑裕助(新潟大学)、江川隆男(首都大学東京)
  司会:牧野英二(法政大学)

 また、これまでに以下の書評が出ています。この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

■ 酒井潔氏(学習院大学)「〔書評〕宮崎裕助著『判断と崇高 カント美学のポリティクス』」、実存思想協会編『実存の美学──実存思想論集25』理想社、2010年、169-173頁。
──「宮崎氏の本書は、デリダの「決定の思考」に導かれ、崇高と崇高でないものとの区別すらも問題化する「パラサブライム」の領域を開拓し、日本のカント研究を大きく拡大した、と言えるだろう。」

■ 星野太氏(東京大学)「美的‐政治的判断力のリミット──宮﨑裕助『判断と崇高──カント美学のポリティクス』」、表象文化論学会編『表象』第4号、月曜社、2010年、256-263頁。
──「ひとたび本書を紐解いてみれば、「判断」と「崇高」というこの二つの問題系がカント美学の核心をなしていること、さらにそれらが極めて深い政治的射程を秘めていることにすぐさま思い至ることになるだろう。」

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2010年8月11日

夏季公開研究会「共感の空間、感応の拡がり」  【お知らせ】

科研費受託共同研究の成果公開夏季研究会

「共感の空間、感応の拡がり」

■ 日時:8月20日(金)13時30分~17時30分
■ 会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」(025-248-8141)──新潟駅連接「プラーカ1」2F
* どなたでもお気軽においで下さい。

13:30~14:00
田中 純夫(新潟市社会福祉協議会理事)
ハイデガー哲学の可能性

14:00~14:50
栗原 隆(新潟大学人文学部教授)
信念と懐疑──ヤコービによるヒューム移入とドイツ観念論の発生

15:00~15:50
納富 信留(慶應義塾大学文学部教授)
アリストテレスにおける感覚と共通感覚

16:00~16:40
細田 あや子(新潟大学人文学部准教授)
自著紹介──よきサマリア人の表象

16:40~17:30
堀江 珠喜(大阪府立大学教授)
喜悦と官能──バプテスマのヨハネと聖セバスチャンの表象

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2010年8月 5日

オープンキャンパス開催迫る!  【お知らせ】

 今年もオープンキャンパスの季節がやってきました!

 今年度、オープンキャンパスは、8月8、9日(10:00~16:00)@新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟 の二日間開催となります。

 人間学からは、栗原隆先生が「愛と共感──人と人とを繋ぐもの」と題し、8日15:00~15:45 総合教育研究棟B255にて、模擬講義を行う予定です。

 展示ブース(同B254)では、哲学者・思想家クイズ、テルミン演奏、うそ発見器体験、教員著作・卒業論文閲覧といったコーナーを用意してみなさんのご来場をお待ちしています。
 大学では、哲学や倫理学、また言語学、宗教学を勉強してみたいと思っているんだけれどどうすれば分からない......と思っている受験生のみなさんの進路相談も随時行っています。ぜひ気軽に足を運んでみてください!

 人文学部オープンキャンパスの開催情報はこちらクリック→

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