« 2008年8月 | メイン | 2008年10月 »

2008年9月 アーカイブ

2008年9月23日

第28回 新潟デジタル・メディア研究会
「どこにもない場所の歴史 ~ニュージーランドと『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ」

  • テーマ:「どこにもない場所の歴史 ~ニュージーランドと『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ」
  • 講 師: 石田 美紀 氏(新潟大学人文学部准教授)
  • 日 時: 2008年9月26日(金) 19:00~21:00
  • 会 場: 新潟大学新潟駅南キャンパス「CLLIC(クリック)」講義室
            新潟市天神1-1「プラーカ3」地下1階
            tel: 025-241-9119  fax: 025-241-9122
  • 参加費:一般 1,000円(当日、会場にてお支払いください。)/学生 無料

2001年から2003年にかけて公開されたファンタジー映画『ロード・オ ブ・ザ・リング』シリーズは、CG技術を駆使し、架空世界を本当らし く再現した。大量の資本と最先端技術から生み出されたこのシリーズは、 ハリウッドお得意のブロックバスター映画であり、グローバリズムの申 し子である。しかし、いっぽうで、このシリーズはローカル映画として の側面をもつ。ウェリントンのスタジオがニュージーランド各地で撮影 ・製作したこの映画には、多くのニュージーランド人(技術者であれ、 エキストラであれ)が雇用されており、製作終了後も観光産業・文化事 業に大きな影響を与えている。

本発表は、ご当地映画としての『ロード・オブ・ザ・リング』シリー ズを明らかにするための現地調査報告である。そのなかで問題となるの は、虚構と現実、グローバルとローカルの複雑な関係である。


*研究会終了後に、会場近隣にて講師を交えて懇親の場を持ちたいと思 っております。ご都合のつく方は、こちらの方も是非ご参加ください。


【申し込み・問い合わせ】
新潟デジタル・メディア研究会 事務局
(新潟大学人文学部 北村順生研究室 気付)
 〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050
 tel & fax: 025-262-6335
 e-mail: sec-ndmedia@human.niigata-u.ac.jp

2008年9月24日

19世紀の再評価――19世紀の可能性――

来る10月4日、5日の二日間にわたって、国際シンポジウム「19世紀の再評価」が開催されます。このシンポジウムは、19世紀学研究所が、人文学部の研究プロジェクト「声とテクスト論」並びに19世紀学会と共催で開催するものです。発表者には、研究プロジェクトの佐々木充先生もお名前を連ね、「声とテクスト論」と共同研究を進めているボルドー第3大学の研究グループ「モデルニテ」から、昨年もお世話になったエリク・ブノワ先生(フランス近現代文学)と、今回初参加のドミニク・ジャラセ先生(美術史)が参加し、発表されます。研究プロジェクトのみならず、人文学部からも、ぜひ、多くの先生方の御参加をお待ちしています。なお、具体的な発表予定は以下の通りです。どうぞよろしくお願いいたします。

詳細についてはこちらをご覧ください。

  • タイトル:「19世紀の再評価-19世紀の可能性-」
  • 開催日:2008年10月4日(土)午後1時~・5日(日)午前10時半~
  • 懇親会:10月4日(土)午後6時~ 新潟大学 松風会館 第二会議室
  • 開催場所:新潟大学 松風会館二階 第一会議室
  • 講演者と講演テーマ(敬称略):
    (4日)
    1. 廣田功(新潟大学)「『近代フランス料理』成立の社会文化史的意義」
    2. ドミニク・ジャラセ(ボルドー第三大学/フランス)「複数の19世紀、諸芸術の再評価とモデルニテの議論」
    3. 大角欣也(東京芸術大学)「世界認識としての芸術享受──エドゥアルト・ハンスリックの音楽美学にみる芸術と学問の仲介の試み」
    4. ヴォルフガング・ブラウンガルト(ビーレフェルト大学/ドイツ)「19世紀文学の遺産」
    (5日)
    1. 佐々木充(新潟大学)「「シェイクスピアはロマン派?―19 紀前半におけるシェイクスピア―」
    2. エリック・ブノワ(ボルドー第三大学/フランス)「フランス19世紀とモデルニテ:自己-評価、評価の失墜、再評価」
    3. 橋本一径(東京大学大学院博士課程単位取得退学)「足跡から指紋へ――19世紀フランスの法医学と身元確認」
    4. ヨアヒム・ラートカウ(ビーレフェルト大学/ドイツ)「1900年前後のドイツの生活改良運動」
    5. 臼井隆一郎(東京大学)「東亜という広域概念 - 明治維新との関連で」

なお、シンポジウムへの参加は自由ですが、懇親会にご参加される場合は、お手数ですが、本アドレスまでご一報下さい。


新潟大学人文学部研究プロジェクト「声とテクスト論」
代表  高木 裕

「新たな「公共圏」モデルの研究」プロジェクト
第2回研究会「占領期における映画の普及過程――動因としてのアメリカ映画――」

「新たな「公共圏」モデルの研究」プロジェクトでは、以下の通り研究会を開催いたします。

    第2回研究会
  • 日時:10月15日(水)5限
  • 発表者:原田健一氏
  • テーマ:「占領期における映画の普及過程――動因としてのアメリカ映画――」
  • 場所:総合教育研究棟F678 社会情報論図書室

渡邊登

2008年9月25日

2008年上杉氏史料研究会

  • 2008年11月2日(日)-3日(月・祝日)
  • 新潟大学総合教育研究棟D棟1F大会議室

今年度の上杉氏史料研究会は、古文書学・上杉氏関連史料・越後の領主に関して検討を行います。多数、ご参加ください。

  • 報告
  •                                  
    2日16時より
    片桐昭彦(練馬区教育委員会)戦国期武家の書札礼の変化と権力
    3日
    10時より
    矢田俊文(新潟大学)越後文書宝翰集から文書様式論を考える
    高橋一樹(国立歴史民俗博物館)中世の紙背文書論を広げる
    皆川義孝(駒沢女子大学)禅宗資料と古文書学-「切紙」を中心にして-
    浅倉有子(上越教育大学)近世・近代における上杉家の文書管理
    13時30分より
    前嶋 敏(新潟県立歴史博物館)「上野氏文書」について
    高橋一樹越後国加地荘と天野氏・牧氏
    森田真一(群馬県立歴史博物館)戦国前期の上田長尾氏
    (休憩)
    15時15分より
    阿部哲人(米沢市上杉博物館)上杉景勝による揚北掌握と直江兼続について
    高橋 充(福島県立博物館)会津時代の上杉氏-『覚上公御書集』所収文書から

About 2008年9月

2008年9月にブログ「開催情報」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年8月です。

次のアーカイブは2008年10月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 5.2.3