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2009年2月 アーカイブ

2009年2月 7日

地域映像アーカイブ 蘇る―にいがたの生活―家族と身体(からだ)の記憶

にいがた地域映像文化遺産 展覧・上映イベント
「地域映像の力――新潟からの情報発信とアーカイブ構築をめざして」
  • 日時:2009年2月7日(土) 13:30-16:50(会場13:00)
  • 場所:新潟県民会館 小ホール
  • 参加:一般公開・無料
      (電話・FAX・E-mailなどによる事前の申込みをお願いいたします)

新潟の地には、押入れや蔵の中に大切に仕舞われている古い資料、 とりわけ写真やフィルムが多く生き残っています。新潟大学は、こ のような地域の映像文化遺産の調査・発掘、保全・保管と閲覧を目 的とした仕組みやルールづくりの拠点、すなわち「地域映像アーカ イブ」の拠点を目指しています。

このたび、新潟の皆様にこうした地域の映像文化遺産の価値を知っ ていただき、ご協力を呼びかけることを目的として、地域映像文化 遺産から見えてくるかつての地域生活と文化の魅力、「地域映像ア ーカイブ」の構築に向けた専門家や地域の写真館による様々な取組 みをご紹介いたします。また、新潟大学が調査を行い、今回特別に 公開を許された秘蔵の地域映像を展覧・上映いたします。

  • スケジュール:
    • 第一部「甦る!六日町の映像文化遺産」
      報告:金子隆一(東京都写真美術館)、石井仁志(写真研究家)、 平賀壮太(前熊本大学教授)、司会:石田美紀(新潟大学)

      新潟県六日町を舞台とした地域映像文化の製作者たち、今成無事 平・新吾(明治初年)、高橋捨松(明治末から大正期)、そして 平賀洗一(昭和十年代)、彼らの映像文化遺産の魅力をご紹介し ます。

    • 第二部「地域映像アーカイブ構築のためにすべきこと」
      報告とディスカッション:北村順生(新潟大学)、吉原悠博(吉 原写真館六代目)、岡田一男(下中ECアーカイヴズ)、とちぎあきら(東京国立近代美術館フィルムセンター)、司会:原 田健一(新潟大学)

      専門家や地域の写真館による地域映像アーカイブ構築のさまざま な取組みをご紹介し、地域映像文化遺産の継承による「ひとづく り」と「まちづくり」や地方からの情報発信の可能性を議論しま す。


  • 主催:新潟大学人文学部、新潟大学人文社会・教育科学系研究プ ロジェクト「地域文化に関するコミュナルな映像アーカイブ情報の 構築と情報発信」
  • 共催:新潟大学附属図書館、新潟大学社会連携研究センター、新 潟大学国際学術サポートオフィス
  • 後援:新潟県、新潟市、南魚沼市、新・にいがた市紀行、にいが た国際映画祭

  • お申込み・お問合せ先:
    新潟大学・国際学術サポートオフィス
    TEL: 025-262-7631
    FAX: 025-262-7519
    E-mail: globalstrategy@isc.niigata-u.ac.jp

#詳細は、下記ホームページをご覧ください。一部映像も御覧になれます。

http://www.isc.niigata-u.ac.jp/~globalstrategy/communal_image_archive_project.htm

2009年2月 8日

国際ワークショップ
「近代中国と満鉄-満鉄史研究の現状と展望」

  • 日時:  2009年2月8日・9日
  • 場所:  新潟大学総合教育研究棟3階 D301
  • 主催:  「環東アジア地域におけるネットワーク群の展開と構造に関する実証的研究」(新潟大学プロジェクト推進経費(助成研究A)プロジェクト・新潟大学人文社会・教育科学系プロジェクト)
  • 共催:  新潟大学人文学部、新潟大学人文社会・教育科学系附置環東アジア研究センター・他

  • プログラム:
    • 2009年2月8日 午前10時~午後6時
      • 午前10時~12時
        • 開会の挨拶 井村哲郎
        • 満鉄史研究の課題
            岡部牧夫(著述業)
        • 満鉄研究の歩みと課題――岡部牧夫氏「補章」によせて
            伊藤一彦(宇都宮大学教授)
        • 満鉄傘下企業について――柳沢論文をめぐって
            江田憲治(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
      • 午後12時~午後1時 お昼休憩
      • 午後1時~午後3時30分
        • 中国における満鉄研究の現状
            武向平(中国・吉林省社会科学院満鉄資料館)
        • 満鉄の自然科学系調査研究機関研究の現状と課題
            飯塚靖(下関市立大学経済学部教授)
        • 満鉄と化学技術開発
            山本裕(九州国際大学社会文化研究所客員研究員)
      • 午後3時30分~午後3時45分 休憩
      • 午後3時45分~午後6時00分
        • 満鉄と大豆市場
            柳沢遊(慶応大学経済学部教授)
        • 満鉄と情報活動
            井村哲郎(新潟大学大学院現代社会文化研究科教授)
        • 満鉄経営と港湾――風間秀人「満州国期における港湾」によせて
            兒嶋俊郎(長岡大学経済経営学部教授)
    • 2009年2月9日
      • 午前10時~午後1時
        • 満鉄調査部史再考――井村論稿によせて
            松村高夫(慶應義塾大学名誉教授)
        • 満鉄調査における志向と制約-株式会社制度の観点から
            平山勉(映画専門大学院大学映画プロデュース研究科専任講師)
        • 満鉄と殖民地医学
            江田いづみ(慶應義塾大学経済学部非常勤講師)
        • 総括討論
        • 閉会の辞
        •   關尾史郎(新潟大学人文学部長)

2009年2月19日

新潟大学人文学部とナント大学との交流協定調印記念講演会

昨年の10月29日にナント大学において、新潟大学人文学部とナント大学との間で、交流協定書の調印が執り行われました。このたび、本協定に加えて、学生交換協定書を取り交わすことが決まり、2月19日に調印式が執り行われます。新潟市とナント市は去る1月31日(於:ナント市)に姉妹都市協定の調印に到りましたが、大学側でも、交流が一段と活発になるものと期待されます。そこで、新潟大学人文学部とナント大学との交流協定調印を記念して、ナント大学の田中先生に御講演をして頂くことになりましたので、御案内をさせて頂きますとともに、多くの方々の御来場をお待ち申し上げます。

  • 講演者  田中丈史先生(ナント大学言語学部日本語科主任)
  • 講演タイトル 「ナント大学の教育と研究について」
  • 日時 2月19日(木)15時-17時
  • 場所 総合教育研究棟D棟1階 大会議室
  • 主催 新潟大学人文学部

なお、今回、ナント大学を代表して、ジャック・オブリJacques Aubry先生(ナント大学国際交流委員会アジア・太平洋部門委員長)もご出席されることを併せてお知らせいたします。講演会終了後に、協定調印祝賀会・歓迎会も予定していますので、ご出席をご希望の方は、以下にお問い合わせ下さい。

2009年2月23日

人文学部FD・SD
「超域文化論と人文学部カリキュラムの展望」

人文学部FD・SDを以下の日時に開催いたしますので、奮って御参加下さいますようお願い申し上げます。

これまで新潟大学人文学部は、人文総合科目など特色あるカリキュラムを通して、教養教育と専門教育の有機的な連携を基に学士課程教育の再構築をめざしてきました。その取り組みの中で、いわゆる「学士力」の観点から、課題への主体的取り組みやチームワーク力を鍛えるために、更なる教育改革の必要があると判断しました。人文学部は平成20年度に獲得した学長裁量経費によって「人文的な発想に基づく創造的プロジェクト学習」を実施しています。これは、モノの製作とは異なる人文学的な創造活動を、学生がグループ活動によって行うものであり、その作成過程と共同作業の内容を成績評価に反映していこうとするものです。今回のFD・SDは、このような授業を進める上で重要な「総合学習」の技術や「ポートフォリオ」の活用について、日本の教育界をリードしてきた加藤幸次先生をお招きしてご講演頂くとともに、人文学部教員が実施してきた授業科目「超域文化論」について担当教員から御報告をしてもらい、今後の新潟大学人文学部のカリキュラムについて議論を深めようとするものです。

人文学部長 關尾 史郎
  • 日時   平成21年2月23日(月)15:00~17:30
  • 場所   総合教育研究棟D棟1階大会議室
  • テーマ  「超域文化論と人文学部カリキュラムの展望」
    司会  高橋 秀樹
    1. 基調講演「大学における総合学習とポートフォリオ」
      日本個性化教育学会会長  加藤 幸次 氏
    2. 人文的発想に基づく創造的プロジェクト学習のねらい
      人文学部副学部長 高木 裕
    3. 授業実施報告
        超域文化論A  北村 順生
        超域文化論B  石田 美紀
        超域文化論C  齋藤 陽一
        超域文化論D  鈴木 正美
    4. 超域文化論にかんする講評  加藤 幸次 氏
    5. 質疑応答
  • 主催 新潟大学人文学部
    学長裁量経費採択プロジェクト
    「人文的発想に基づく創造的プロジェクト学習」(代表 高木 裕)

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