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2009年11月 アーカイブ

2009年11月 7日

地域映像アーカイブ2009 上映展覧イベント PART1

チラシ、申し込みは→ こちらから

PART Ⅰ

甦る!六日町の映像文化遺産

――昆虫博士(平賀壮太先生)大いに語る――

主催:六日町の映像文化遺産を守る会

   新潟大学人文学部

後援:南魚沼市、南魚沼市教育委員会

日時:2009年11月7日(土)13:30

会場:南魚沼市民会館多目的ホール

料金:無料

内容:甦る!六日町の映像文化遺産

挨拶 高橋一哉(六日町の映像文化遺産を守る会代表)

1.地域映像アーカイブ(原田健一:新潟大学教授)

  明治初年の湿板 今成無事平、新吾の写真

  大正期のガラス乾板 高橋捨松、片桐徳重の写真

2. 映像の背景にあるもの――六日町の自由と自治(芳井研一:新潟大学教授)

3.父・平賀洗一を語る(平賀壮太:前熊本大学教授)

4.平賀洗一の世界

  『1936年豪雪の六日町』『小出行』『海女 へぐらじま』(1937年)

5.みんなで大いに語り合う


2009年11月 8日

新潟史学会第59回研究大会・総会

  • 日時: 2009年11月 8日(日曜日)12:45~

  • 会場: 新潟大学総合教育研究棟A棟一階大会議室(新潟市西区五十嵐二の町8050)

  • 参加費: 総会資料代 会員300円(非会員は500円)
           懇親会 3,000円(但し、飲酒されない会員・学生会員1,000円)


  • 日程
    12:30~ 受付
    12:45~ 開会
    12:50~15:00 研究報告
    ①相 沢 央氏(長岡技術科学大学)
    「上越市延命寺遺跡出土木簡について」
    ②五十嵐一樹氏(新潟大学大学院)
    「縄文時代中期の不定形石器について(仮)」
    ③田中 祐樹氏(新潟大学大学院)
    「環状鏡板付轡編年の再検討」
    ④宋  芳芳氏(新潟大学大学院)
    「『満州事変』期における大連港沿岸貿易の変容」
    ⑤菊 地 真氏(新潟大学)
    「近世新潟町の地形環境に関する考古地理学的検討」
    15:05~15:30 総会
    15:40~17:10 記念講演
    橋本 博文氏(新潟大学人文学部)
    「佐渡金銀山と植民地期における東アジアの金鉱開発について」
    17:15 閉会
    17:30~19:30 懇親会

2009年11月14日

国際ワークショップ
東北アジアにおける社会的生活基盤の形成

  • 日時: 2009年11月14日(土)、15日(日)

  • 場所: 新潟大学総合教育研究棟1F大会議室


14日
13:00- 講演
○歩平(中国社会科学院近代史研究所長)
   中日歴史共同研究と東アジア歴史共同像の創造
14:00-17:30 セッション1〈中国東北における社会的生活基盤の形成〉
○曲暁範(東北師範大学歴史学部教授)
    鉄道・水運と吉林都市の早期現代化
○武向平(吉林省社会科学員満鉄資料センター助理研究員)
   19世紀末-1920年代の長春都市形成
○殷志強(新潟大学大学院現代社会文化研究科)
   九一八事変前における奉天市内交通の整備
○広川佐保(新潟大学人文学部准教授)
   民国期の土地文書の変化
○陳祥(新潟大学大学院現代社会文化研究科)
   中国東北農村における社会的生活基盤の形成
○宋芳芳(新潟大学大学院現代社会文化研究科)
   大連中国人商人のネットワーク
18:00- レセプション
15日
9:30-12:00 セッション2〈朝鮮における社会的生活基盤の形成〉
○金白永(韓国光云大学校教養学部助教授)
    植民地期朝鮮の社会的生活基盤の形成
○広瀬貞三(福岡大学人文学部東アジア地域言語科教授)
   植民地期朝鮮における羅津港建設と土地収用令
○橋谷弘(東京経済大学経済学部教授)
   植民地期ソウルの都市形成と生活基盤
○大宮誠(新潟大学大学院現代社会文化研究科)
   清津商工会議所における社会的生活基盤形成活動
13:30-16:00 セッション3〈東北アジアの生活環境保全〉
○平原かや子(新潟大学大学院現代社会文化研究科)
    アムール川汚染報道の一考察
○太田肇(新潟大学大学院現代社会文化研究科)
   日本海における海洋汚染と環境保全
○戴宇(吉林大学東北アジア研究院教授)
   東北アジアの環境保全と国際協調をめぐる中国近年の研究
○芳井研一(新潟大学人文学部教授)
   東北アジア地域の社会的生活基盤の形成をめぐって
主催 人文学部
新潟大学プロジェクト:環東アジア地域におけるネットワーク群の 展開と構成に関する実証的研究
新潟大学超域研究機構:東北アジア地域ネットワークの研究
新潟大学コアステーション:環東アジア研究センター・他

2009年11月22日

地域映像アーカイブ 2009 上映展覧イベント PART II : 「にいがた 水と土の記憶:地域映像アーカイブの創生に向けて」

(一般公開・無料) ■「水と土の芸術祭」参加イベント

日時:11月22日(日) 14:00-17:30/
   11月23日(月・祝) 13:00-18:30
会場:新潟・市民映画館シネ・ウインド
(お問合せ:025-243-5530)

○11月22日(日) 14:00-17:30
I にいがたの土と水:地域の中で映像はいかに創られたか
 1. 地域から見えてくる映像:六日町から(原田健一・新潟大学教授)
 2. 平賀洗一の映像(個人蔵)
  『1936年豪雪の六日町』
  『ながれ』(1936年)『海女 へぐらじま』(1937年)『光の魚』(1938年)
 3. 渋沢敬三とその民俗映像について
  (福田アジオ・神奈川大学日本常民文化研究所教授)
 4. 渋沢敬三の映像(神奈川大学日本常民文化研究所蔵)
  『谷浜・桑取谷』『二十村竹沢村牛突』(1935年)

○11月23日(月・祝) 13:00-18:30
II 甦るにいがた島の記憶:地域映像アーカイブはいかにして可能か
 1. 斎藤家の映像(新潟市歴史文化課蔵)
  『斎藤家の人びと』『新潟銀行』『住吉祭』『飛行ショー』(1936-1938年)
 2. 1930年代新潟島の写真(丹治嘉彦・新潟大学准教授)
 3. 栗林羊一による映像作品(新潟県立文書館寄託)
  『海水浴』『新潟市商工祭実況』『スポーツポップウリ』『守れ満州』(1931年)
 4. 父・栗林羊一郎を語る(栗林昭)
 5. 地域映像アーカイブの創生にむけて(ディスカッション)
  水島久光(東海大学教授):夕張での地域映像アーカイブへの取り組み
  梅津雅之(新潟放送事業局長):BSNにおけるアーカイブ映像の利用
  井上経久(シネ・ウインド支配人):市民映画館としての役割
  原田健一(新潟大学教授)
  丹治嘉彦(新潟大学准教授)
  司会:北村順生(新潟大学准教授)

共同主催:「水と土と風の映画祭」実行委員会

2009年11月27日

ハリウッドの精神からの全体主義の誕生──アドルノ「文化産業」論をめぐって

adorno006.jpg 第3回 新潟哲学思想セミナー〔NiiPhiS〕

ハリウッドの精神からの全体主義の誕生
──アドルノ「文化産業」論をめぐって

講師: 竹峰 義和(日本大学法学部)

日時:2009年11月27日(金)18:15~20:00
場所:新潟大学 五十嵐キャンパス
   人文社会科学系棟 F - 161

 ジャズやハリウッド映画を管理社会による大衆欺瞞の手段として容赦なく批判したアドルノの「文化産業」論は、エリート主義者によるポピュラー文化への侮蔑的反応として揶揄されてきた。だが、そこでアドルノが企図していたのは、実のところ「現代の野蛮」としてのファシズムという現象を、商品資本主義の必然的な帰結として説明することであった。とすれば、かつて全体主義を誕生させた諸条件は、〈アウシュヴィッツのあと〉の戦後社会でも、なおも密かに存続しているのではないだろうか。そして、現代においてもまた……。

 第3回新潟哲学思想セミナーでは、講師に、竹峰義和さんをお迎えします。竹峰さんは、新進気鋭のアドルノ研究者として一昨年著書を公刊した後(本書は日本独文学会賞受賞)、文学、思想、映画、音楽、メディア論等の諸分野で幅広く活躍されています。本セミナーでは、難解なアドルノの思想を「文化産業論」という切り口から分かりやすく入門レクチャーしていただくとともに、竹峰さんとの討議を深めることを通じて、アドルノ思想の新たな可能性を探ってみたいと思います。

◎ 講師プロフィール
竹峰義和(たけみね・よしかず)。1974年生まれ。日本大学法学部助教。専門は、表象文化論、ドイツ思想史、映像メディア論。著書に『アドルノ、複製技術へのまなざし──〈知覚〉のアクチュアリティ』(青弓社、2007年)。共著に『美のポリティクス』(御茶の水書房、2003年)、Figuren des Transgressiven — das Ende und der Gast (München, Indicium, 2009)。訳書に、アドルノ『文学ノート2』(共訳、みすず書房、2009年)、メニングハウス『吐き気』(共訳、法政大学出版局、近刊)など。

◎ 新潟哲学思想セミナーとは
今年度より新潟大学を中心に立ち上がった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的に活躍されている講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。事前予約等は一切必要ありません。どなたでもお気軽にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
お問い合せは宮﨑まで


ポスター(jpg)はこちら

2009年11月29日

新潟大学留学生お国自慢世界遺産発表会in佐渡

  • 主催: 新潟大学
  • 日時: 2009年11月29日午後1時から3時
  • 会場: アミューズメント佐渡(佐渡市佐和田)
  • 入場: 無料
  • 問合せ先: 新潟大学旭町学術資料展示館(火~木、土・日)
    〒951-8122 新潟市中央区旭町通2番町746 TEL・FAX:025-227-2260

ポスターはこちら(pdf)。

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