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2010年11月 アーカイブ

2010年11月 2日

金村修特別公開授業のお知らせ

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人文学部GPでは、来る11月12日(金)に金村修氏をお招きして、下記の要領で特別公開授業を開催します。
金村修氏は、「金村修に叱られたい!」(『日本カメラ』)など独特の理論と写真で知られ、2000年度土門拳賞を受賞した写真家です。聴講歓迎・参加無料ですので、皆さまふるってご参加下さい。

人文学部GP特別公開授業
 『写真とは何か?-写真は見る者のまなざしを眠らせ、
私たちの欲望に従って動く世界を夢みさせる』
 
講師:金村修(2000年度土門拳賞受賞)
日時:11月12日(金)16時30分~18時00分
会場:総合教育研究棟 B351教室

シンポジウム「被災地から救出した資料の保存方法を考える」開催のお知らせ

ポスター画像
シンポジウム「被災地から救出した資料の保存方法を考える」を、下記の日程・要領で開催致します。皆さまふるってご参加下さい。
 
日時:2010年12月4日(土)13時~17時
場所:新潟大学総合教育研究棟D棟1F大会議室
主催:新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野
共催:地域歴史資料学研究会(基盤研究(S)「大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築」)、新潟大学人文学部附置地域文化連携センター、新潟史学会、新潟歴史資料救済ネットワーク
本年は被災地から救出した資料の保存方法について考えます。兵庫県の史料ネットの水損資料の保全の取り組みを学ぶため、講演と水濡れ史料乾燥ワークショップを開催します。
また、今年9月の山古志への文書返還活動記録の上映会と救出した資料の保存方法について、新潟県の事例を踏まえてパネルディスカッションを行ないます。
  1. 講演 松下正和氏(神戸大学人文科学研究科特命講師)
    「史料ネットによる水損歴史資料保全活動」
  2. 水濡れ史料乾燥ワークショップ
    指導:河野未央氏(神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター研究員)・松下正和氏・奥村 弘氏(神戸大学人文学研究科)・三村昌司氏(神戸大学大学院人文学研究科)
  3. 上映会:「2010年9月山古志への文書返還活動の記録」
    (撮影・編集:古賀豊 撮影:佐藤将太、本田大輝、柴澤里果)
  4. 報告 田中洋史氏(長岡市立中央図書館文書資料室)
    「山古志への文書資料返還と保存方法」
  5. 報告 田辺 芳春氏(新潟県立文書館)
    「新潟県中越地域の歴史資料と保存方法」
  6. パネルディスカッション
    パネラー:松下正和氏・河野未央氏・田中洋史氏・田辺芳春氏
    司会:矢田俊文(新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野)
  7. 懇親会 17時30分~
    新潟大学もしくは内野駅周辺

2010年11月10日

全学講義実施のお知らせ

12月13日(月)に、成蹊大学教授の池上裕子先生をお迎えして、全学講義(人文学部担当)を以下の要領で開催致します。池上先生は新潟大学人文学部ご出身でいらっしゃいます。種々ご多忙とは存じますが、是非ご出席を賜りますようお願い申し上げます。

▼ 全学講義 ▼  〈ご案内(PDF)
 
講師:池上裕子(成蹊大学教授)
演題:『日本の戦国時代-「英雄」と民衆の足跡-』
日時:平成22年12月13日(月) 12:55~14:25
会場:人文社会科学系棟 E020講義室

2010年11月17日

「まっかなおひるね」公演のお知らせ

本公演は終了しました。 (当日の様子
お陰様で約250名の参加者となり、お二人のすばらしいパフォーマンスに
会場は熱気にあふれ、本公演は盛況のうちに幕を閉じました。
多和田葉子氏は来年度も人文学部の集中講義を担当される予定です。
さらに講演会も企画中ですので、どうぞご期待下さい。(鈴木)

チラシ(表)  チラシ(表)

多和田葉子&高瀬アキ公演
「まっかなおひるね」
声とピアノのコラボレーション

- 日時 -
11月29日(月)18時開場、18時30分開演

- 場所 -
新潟大学五十嵐キャンパス
総合教育研究棟E260教室
作家の多和田葉子による作品朗読とピアニストの高瀬アキによる演奏のコラボレーション。単に「読む」だけの朗読ではなく、声の持つ力を最大限に生かし、多和田独特の言語実験に満ちたテクストを変幻自在に「演じる」パフォ-マンスである。高瀬アキとはあらかじめ全体の構成を決めてあるが、実際のパフォーマンスにあたっては、基本構成を保ちながらも声と音との即興的対話を重視し、きわめて劇的な音空間を創造する。声と音とが絡み合い、擦れ合い、捻じれ合い、離れ、結ばれ、見えない音が視覚的に空間を飛び交うようなイメージを喚起する。
二人のパフォーマンス「カタコトのうわごと」が日本で始めて行なわれたのが2000年で、その翌年には新たに書き下ろしたテクストによる「ピアノのかもめ/こえのかもめ」で驚異的なステージを展開した。二人によるコラボレーションはドイツでも度々行われており、CD「Diagonal」(Konkursbuch) が2002年にリリースされ、世界的に話題を呼んだ。その後も二人の共演は続き、「詩人の休日」「音の間 ことばの魔」「飛魂」等、次々とすばらしいパフォーマンスを展開している。
 
多和田葉子(たわだ・ようこ)
作家。ドイツ・ハンブルグを拠点に世界各地で執筆活動を展開し、ドイツ語と日本語で作品を書く。ドイツでは朗読会などを通して、読者との対話を大切にしている。演劇ではドイツ・ハノーバー演劇工房や日本の劇団らせん舘に『TILL』『サンチョ・パンサ』などを書き下ろし、シアターXでも上演。『かかとを失くして』により群像新人文学賞。『犬婿入り』により芥川賞。『ヒナギクのお茶の場合』により泉鏡花賞。『球形時間』によりドゥマゴ文学賞。『容疑者の夜行列車』により伊藤整文学賞。バイエルン芸術アカデミーからシャミッソー文学賞を受賞するなど海外でも高く評価されている。
 
高瀬アキ(たかせ・あき)
“アメリカの秋吉敏子・ヨーロッパの高瀬アキ”と並び称されるピアニスト。1987年ベルリン移住。モントルー始めヨーロッパ各ジャズ祭を席巻。現在作・編曲家としてベルリンのBCJO(ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラのコンサート・リーダーとして活躍。ドイツ批評家レコード賞、ベルリン新聞文化批評家賞を受賞し、国際的に評価される。 アルバムは『Plays Ballds of Duke Ellington』『Blue Monk』『Duet for Dolphy』等多数。
 
問い合わせ先 新潟大学人文学部(鈴木)
Tel 025-262-7254
E-mail masami の後に @human.niigata-u.ac.jp をつけてください。

2010年11月19日

「〈声〉とテクスト論」講演会の御案内

アンリ・ミショー(1899-1984)ほど、文学創造の中核で生まれる異議申し立てを見事に示している作家・詩人はほとんどいないであろう。1931年、ミショーはインド、中国、インドネシア、日本などを経めぐる旅をする。この旅行体験をもとに書かれた『アジアにおける一野蛮人』は、通常の旅行記の体裁をとりつつも、同時に紀行文のコードを粉砕するもう一つの〈声〉を潜ませている。

今回の「〈声〉とテクスト論」講演会は、このミショー研究の第一人者で、ガリマール書店から、『エクアドル』『アジアにおける一野蛮人』の注釈書を上梓されている、ボルドー第3大学教授ジェローム・ロジェ氏を講師にお迎えして開催いたします。皆さま、どうぞふるって御参加下さい。

演題  「声の破片 ― アンリ・ミショー『アジアにおける一野蛮人』あるいは自己自身への抗いとしての旅」
講演者 ジェローム・ロジェ Jérôme ROGER(ボルドー第3大学教授)
 
日時 平成22年12月10日(金)午後5時―6時30分
場所 新潟大学総合教育研究棟D棟1階大会議室
 
主催 人文学部
共催 人文学部研究プロジェクト「〈声〉とテクスト論」
学系基幹研究プロジェクト「声・身体・テクストに関する比較総合的研究」
科学研究費補助金基盤研究B「声とモデルニテに関する比較総合的研究」
 
案内チラシ(PDF)をダウンロード

 なお、同日7時から懇親会を予定しています。参加をご希望の方は高木までお問い合わせ下さい。

新潟大学人文学部ヨーロッパ文化講座 高木 裕
TEL&FAX.025-262-6467
メールアドレス takagi [atmark] human.niigata-u.ac.jp

2010年11月24日

カール・シュミットのアクチュアリティ──近代主権国家の歴史的使命とその終焉


0271.1.jpg 第7回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

カール・シュミットのアクチュアリティ
──近代主権国家の歴史的使命とその終焉


講師 大竹弘二(南山大学准教授)

日時 2010年12月3日(金) 18:10~19:40
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
   人文社会学系棟 第一会議室 (B棟2階)

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