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2011年7月 アーカイブ

2011年7月 6日

公開講演会「チンパンジー研究から探る意識の起源」開催のお知らせ

講演会チラシ
人文学部プロジェクト「ヒト認知系の総合的研究」の主催により下記の通り、公開講演会を開催します。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時:2011年7月25日(月)17:00~18:00
場所:新潟大学五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 D301室
講師:兼子 峰明 先生(京都大学霊長類研究所・日本学術振興会)
演題:「チンパンジー研究から探る意識の起源
 ― 行為の主体感形成に関するヒトとチンパンジーの相似・相違点」

2011年7月 8日

講演会「コミュニティFM放送と災害放送」開催のお知らせ

講演会チラシ

テーマ:「コミュニティFM放送と災害放送」
講師:脇屋雄介氏(FMながおか代表取締役社長・放送局長)
日時:2011年7月15日(金)第2限(10時15分-11時45分)
場所:総合教育研究棟D棟3階 D301教室


 この度、科研費プロジェクト「地域間コミュニケーションを通じたコミュナルな地域文化の情報発信に関する実践的研究」では、来る7月15日(金)10:15より、脇屋雄介氏(FMながおか 代表取締役社長・放送局長)をお招きして、講演会を開催する運びとなりました。

 新潟県長岡市で放送を行っているFMながおかは、中越地震や7.13水害の際に被災地のラジオ局として活躍し、この度の東日本大震災においても複数の臨時災害FM放送局の開設支援を行うなど、全国的な注目を集めています。コミュニティFM放送は、地域に根差したラジオ放送として全国で200局以上が開局しており、とりわけ災害時には、被災者に向けたきめ細かい情報を提供する手段として、重要な役割を果たすことが実証されてきました。
本講演会では、脇屋氏に、コミュニティFM放送が災害時に果たす役割や、地域間のメディア連携の状況についてご講演頂きます。

 本講演会は、新潟大学人文学部「メディア論演習」の一環として行われますが、学生、教職員を問わず、どなたでもご参加いただけます。 事前申込みも不要ですので、みなさま奮ってご参加下さい。

※詳細などについては、人文学部の北村 順生 までお問い合わせ下さい。([atmark]を@に置き換えて下さい)

2011年7月26日

国際シンポジウム「〈声〉の制度 ―継承・障害・侵犯―」開催のお知らせ

人文学部研究プロジェクト「〈声〉とテクスト論」主催の国際シンポジウム「〈声〉の制度 ―継承・障害・侵犯―」を、下記の要領で開催致します。ふるってご参加下さいませ。

リーフレット

国際シンポジウム
 「〈声〉の制度 ―継承・障害・侵犯―」


声ではなく、声の制度について語ること――起源の声の喪失を嘆き、声と存在の幸福な一致を夢みるのではなく、声が他のなにものかによって代補され、処理を施され、アーカイヴに保存される行程をたどること――それが本シンポジウムの目的である。声が継承されるためには声はまずそれにふさわしく作り上げられていなければならず、声の障害は声の欲望の条件となる。漢詩文から、現代サブカルチャーにおける「声もどき」にいたるまで、声を馴致しようとする非人称の諸制度と、それを侵犯しようとする主体の欲望をあきらかにする。
日時 : 2011年9月16日(金) 受付12時30分 開会13時―18時
会場 : 新潟大学総合教育研究棟D棟1階 大会議室
主催 : 人文学部研究プロジェクト「〈声〉とテクスト論」(代表 高木 裕)
科学研究費補助金基盤研究B「声とモデルニテに関する比較総合的研究」

■ 第1セッション(13時-14時30分) ■
【司会】高木 裕 (新潟大学人文学部教授)
 
《基調講演》
 マルティーヌ・マチュー=ジョブ Martine Mathieu-Job
 (ボルドー第3大学教授、研究プロジェクト TELEM (Textes, littératures: écritures et modèles) 代表)
講演題:Sous l'unicité de la langue, la diversité des voix francophones
(言語の単一性のもとにおける、フランス語圏の声の多様性)
使用言語…フランス語(通訳:逸見 龍生)
( 休 憩 )
■ 第2セッション(15時―18時) ■
【司会】番場 俊 (新潟大学人文学部准教授)
 
《研究発表》  ※講演題後の()は使用言語をあらわす
 ● 佐々木 充 (新潟大学人文学部教授):
Establishment of Voice and Departure from It: The Cases of Confucianists in 17th -18th century Japan(英語)
「〈声〉の制度とその逸脱―初期江戸儒学の場合―」
 
 ● 逸見 龍生 (新潟大学人文学部准教授):
《Discours et autorité : stratégie textuel dans l'Encyclopédie de Diderot》(フランス語)
「言説と権威―『百科全書』における言語戦略」
 
 ● 中里 まき子 (岩手大学人文社会科学部准教授):
「裁かれるジャンヌ・ダルク:20世紀文学における 〈声〉の問題」(日本語)
Jeanne d'Arc devant ses juges :la question de ses Voix dans la littérature du 20e siècle
 
 ● 石田 美紀 (新潟大学人文学部准教授):
「〈声〉と〈声もどき〉― 複製技術時代の主体」(日本語)
“Voice” and “Vocaloid” : theSubjects in the Age of Mechanical Reproduction

[問い合わせ先] 新潟大学人文学部ヨーロッパ文化講座 高木 裕
TEL&FAX...025-262-6467 メールアドレス...takagi[atmark]human.niigata-u.ac.jp

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