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夏季公開研究会「身体と感興」開催のお知らせ

「身体と感興」ポスター
研究プロジェクト「空間と形に感応する媒体として身体を解明することから、知の成立機序を捉え直す試み」(挑戦的萌芽科研費受託共同研究)による、公開夏季研究会「身体と感興」が、下記日程にて開催されます。参加自由・入場無料ですので、どなたでもお気軽においで下さい。

日時:9月3日(土)12時45分~17時30分
会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」
(新潟駅連接「プラーカ1」2F Tel.025-248-8141)
主催:「空間と形に感応する媒体として身体を解明することから、知の成立機序を捉え直す試み」(挑戦的萌芽)
問い合わせ先:新潟大学人文学部・栗原 隆
Tel.025-262-6331
E-mail:kurihara [atmark] human.niigata-u.ac.jp

12:45~13:05 田中 純夫(新潟市芸術文化振興財団理事)
ハイデガー「リチャードソンへの手紙」とその周辺
13:10~13:50 栗原 隆(新潟大学人文学部教授)
同一性と連続性――シェリングの同一哲学をめぐる論争について
13:55~14:35 鈴木 光太郎(新潟大学人文学部教授)
訳書紹介――ヘッブ『行動の機構』について
14:40~15:25 大西 克智(東京藝術大学非常勤講師)
自由はなぜ障害を求めるか――想像の逸脱と「悪」(仮題)
15:30~16:30 元木 幸一(山形大学人文学部教授)
祝祭と感興――宗教改革時代のドイツ農民版画を題材に
16:40~17:30 辻元 早苗(有明教育芸術短期大学教授)
身体と感興――二つのパフォーマンスを素材に

■ 発表者紹介 ■

・元木 幸一(山形大学人文学部教授)
1950年生まれ、東北大学大学院文学研究科で美術史を専攻、1978年から東北大学文学部助手、1981年から山形大学に赴任、その間1987年から88年にかけて、ミュンヘン大学およびミュンヘン中央美術史研究所で在外研究、主著『西洋絵画の巨匠12ファン・エイク』(小学館、2007年)、共訳:グレンジャー・クリスタ『女を描く――ヨーロッパ中世末期からルネサンスの美術に見る女のイメージ』(三元社、2004年)、翻訳:H・ベルティング『美術史の終焉?』(勁草書房、1991年)ほか。
・大西 克智(東京藝術大学非常勤講師)
2003年より2010年までパリ第1大学留学。アウグスティヌスからデカルトに至る自由意志の系譜を再構成した博士論文を提出し、現在はその仏日各語版の出版準備に当たる。「魂の気遣い」(ソクラテス)に深源する「自己覚知=覚醒」が人の心に披く可能性の行方を辿ることを、哲学(史)研究の中心に据えている。
・辻元 早苗(有明教育芸術短期大学教授)
1996年より、文化庁の在外研修員としてフランスへ留学、作品「いまといつか こことどこか」で、1998年度芸術祭優秀賞を受賞。舞踊家として自ら演じるとともに、振り付けや演出も手がける。また、舞踊美学の研究者として、『空間と形に感応する身体』(東北大学出版会、2010年)を、栗原、矢萩喜從郎とともに編集・刊行した。

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2011年8月20日 17:30に投稿されたエントリーのページです。

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