夏の終わりのつれづれに
前回のエントリーからだいぶ間が空いてしまいました。この間、どんなことがあったのか、つらつらと書いてみます(まあ、別にたいしたことがあったわけではないのですが)。
・7月、二週にわたる時間外労働、もとい、卒論構想発表会。時代の移り変わりを反映してか、ごく最近話題になった本が繰り返し言及され、読んでいなかったBもひそかにチェック(後日少し読んで、実に複雑な気分を味わいました、、、)。
・そのあいまに、なかなか終わってくれない特色GPでの大仕事(外部評価)。涼しかった今年の夏だったはずなのに、その日だけはなぜか猛暑。さらに、途中で部屋の冷房が故障するハプニングが発生し、代替の部屋を探すために走り回ったりもして、疲労困憊。
・そのあいまに来年度授業の開設計画(こんなに早い時期にやっているなんて、学生の皆さんはご存じないでしょうね)。Bはそこで来年度やらなければならないコマ数の現実に直面し、ショックで寝込みそうになる。
・7月30日、息もたえだえに授業終了。休む間もなく採点と、特色GPの第二回FD(ファカルティ・ディヴェロップメント、要するに教員の研修会といったものです)で司会。その日の打ち上げで衝撃的な事実を知る(内容はここでは書けない)。
・8月8日(土)は恒例の高校生向け模擬授業(アゴラカレッジ)。「声は顔よりおっきいんだよね~」とはじめ、「ライヴで刃物を振り回すと危ないよ~」という話と「顔ってあんまりアップにしすぎると変だよね~」という話で締める(締まってないって)。
・締切日前に採点終了(ここ数年なかった快挙!)。さあ、20日締め切りの原稿を書くぞ、と意気込んで始めたのはよかったのですが、
・締切前、書けない、、、
・締切日、書けない、、、
・締切翌日、書けない、、、
・締切翌々日、原稿のことをちょっと忘れて、越後妻有「大地の芸術祭」へ。人間学のK先生が企画してくださったツアーへの参加で、同行した先生方は哲学、美術史の大物ばかり。第4回目のこの芸術祭に私が行くのは三度目でしたので、イリヤ&エミリヤ・カバコフの傑作『棚田』を見るのも3回目ということになります。今回はスケジュールの都合でボルタンスキーを見られなかったのがちょっと残念でした。
・さらに次の日、書けない、、、
・(中略)
・締切11日後、睡眠不足でふらふらになって原稿提出。
・脱力。
あっ、8月が終わっている。