吉原直樹編『防災の社会学』
防災コミュニティをテーマとした共著が刊行されました。「シリーズ・防災を考える」の第1巻です。出版社による説明はこんな感じです。「社会学の視角から防災を「まちづくり」と捉え、行政によるタテのリスク管理を、地域市民によるヨコのリスク管理と組み合わせ、どうセーフティネットを構築していくか、防災にかかわる諸主体やセクターの現状から解明する」。
私の担当章では、中越地震・中越沖地震の対象地でおこなった調査をふまえ、コミュニティ・町内会に焦点をあてて論述しました。とくに、結果的に災害に強かったコミュニティにはどのような特徴があるのか、という点が中心です。よろしく、よろしく。