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どくしょノート

歴史というとアナール派の研究が面白い。ブロッホやブローデル、ル・ロア=ラデュリなどをはじめ、社会史という分野を新しく切り開いた功績が大きい。精神分析学との協同という面白い試みもしている。歴史という見方は記憶の問題とも関係しているので、人びとが時間をどのようにとらえているかという問題にもつながっている。調査研究においても、仮説として時間についての見方を提示する必要がありそうだ。

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