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教員紹介

2008年2月17日

佐藤康行(さとうやすゆき)

現在、調査研究しているのは日本とタイの農村生活です。そこをフィールドにして、歴史と比較の視点から社会や文化を深く理解しようと考えています。地域研究をしていると、政治も経済も宗教も調べることになりますし、文献もそうした分野まで読みます。日本とタイの研究をしていますので、それにかんする文献が多くなります。

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中村 潔(なかむら きよし)

専門は文化人類学です。インドネシア、バリ州東部の山村でフィールドワークをしました。これまで、この村の共同体儀礼を中心とした仕組みについて調べてきました。また、最近はバリの地方紙について調べていました。

これからしばらくは、慣習村の変容についてやはり同じ村を材料として現地調査を続けるつもりです。調査とは別に、儀礼の意味の生成や、説明/理解と支配/権力というようなことを考えています。

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渡邊登(わたなべのぼる)

専門は社会運動論です。といっても研究室にこもって書籍と格闘するよりも、実際に地域社会で人々がどのような課題に直面し、それをどのように解決しようとしているのかを、現場の人々にインタビューをしながら、明らかにしようとするとともに、そのような営為がひいては全体社会にどのような影響を及ぼし(変容を促し)、または規定され、制御されているのかを考えてきました。ここ数年は日本社会との比較の視点から、韓国の社会運動に関心を強め、日本での研究と同様に現場に足を運び、せっせとインタビューを行っています。韓国への興味は、研究対象としてももちろんですが、調査に行くたびに味わう朝昼晩の韓国料理(詳しくは全羅北道の郷土料理)にもあります。食を通じて韓国文化を味わう。これも調査の醍醐味の一つです。

松井克浩(まついかつひろ)

専門は社会学理論と地域研究です。理論の方は、マックス・ヴェーバーを読みながら、支配や権力の問題、秩序やコミュニケーションを成り立たせるメカニズムといったことを考えています。地域研究では、新潟の農村の社会関係や生産組織、中越地震・中越沖地震の被災者・被災コミュニティの調査をしています。

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杉原名穂子(すぎはらなほこ)

三谷武司(みたにたけし)


 専門は社会学理論、および学説史です。特にドイツの理論社会学者ニクラス・ルーマンを中心とした機能主義、社会的システム理論の展開に注目しています。社会的現象を科学的に捉えるとはどのようなことか、という問題意識に導かれています。
 他方、効用総和主義を中心に、社会的選択理論の方にも少し手を出しています。こちらの方は、社会的現象の規範的価値判断を科学的に行うにはどうすればよいか、という問題意識です。
 どちらの問題意識もテーマが大きすぎてなかなか難しいのですが、それぞれ一点突破・全面展開を目指してやっております。

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