- 本公演は終了しました。 (当日の様子1・2)
- お陰様で約250名の参加者となり、お二人のすばらしいパフォーマンスに
- 会場は熱気にあふれ、本公演は盛況のうちに幕を閉じました。
- 多和田葉子氏は来年度も人文学部の集中講義を担当される予定です。
- さらに講演会も企画中ですので、どうぞご期待下さい。(鈴木)
- お陰様で約250名の参加者となり、お二人のすばらしいパフォーマンスに


多和田葉子&高瀬アキ公演
「まっかなおひるね」
声とピアノのコラボレーション
- 日時 -
11月29日(月)18時開場、18時30分開演
- 場所 -
新潟大学五十嵐キャンパス
総合教育研究棟E260教室
- 作家の多和田葉子による作品朗読とピアニストの高瀬アキによる演奏のコラボレーション。単に「読む」だけの朗読ではなく、声の持つ力を最大限に生かし、多和田独特の言語実験に満ちたテクストを変幻自在に「演じる」パフォ-マンスである。高瀬アキとはあらかじめ全体の構成を決めてあるが、実際のパフォーマンスにあたっては、基本構成を保ちながらも声と音との即興的対話を重視し、きわめて劇的な音空間を創造する。声と音とが絡み合い、擦れ合い、捻じれ合い、離れ、結ばれ、見えない音が視覚的に空間を飛び交うようなイメージを喚起する。
- 二人のパフォーマンス「カタコトのうわごと」が日本で始めて行なわれたのが2000年で、その翌年には新たに書き下ろしたテクストによる「ピアノのかもめ/こえのかもめ」で驚異的なステージを展開した。二人によるコラボレーションはドイツでも度々行われており、CD「Diagonal」(Konkursbuch) が2002年にリリースされ、世界的に話題を呼んだ。その後も二人の共演は続き、「詩人の休日」「音の間 ことばの魔」「飛魂」等、次々とすばらしいパフォーマンスを展開している。
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- 多和田葉子(たわだ・ようこ)
- 作家。ドイツ・ハンブルグを拠点に世界各地で執筆活動を展開し、ドイツ語と日本語で作品を書く。ドイツでは朗読会などを通して、読者との対話を大切にしている。演劇ではドイツ・ハノーバー演劇工房や日本の劇団らせん舘に『TILL』『サンチョ・パンサ』などを書き下ろし、シアターXでも上演。『かかとを失くして』により群像新人文学賞。『犬婿入り』により芥川賞。『ヒナギクのお茶の場合』により泉鏡花賞。『球形時間』によりドゥマゴ文学賞。『容疑者の夜行列車』により伊藤整文学賞。バイエルン芸術アカデミーからシャミッソー文学賞を受賞するなど海外でも高く評価されている。
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- 高瀬アキ(たかせ・あき)
- “アメリカの秋吉敏子・ヨーロッパの高瀬アキ”と並び称されるピアニスト。1987年ベルリン移住。モントルー始めヨーロッパ各ジャズ祭を席巻。現在作・編曲家としてベルリンのBCJO(ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラのコンサート・リーダーとして活躍。ドイツ批評家レコード賞、ベルリン新聞文化批評家賞を受賞し、国際的に評価される。 アルバムは『Plays Ballds of Duke Ellington』『Blue Monk』『Duet for Dolphy』等多数。
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- 問い合わせ先 新潟大学人文学部(鈴木)
- Tel 025-262-7254
- E-mail masami の後に @human.niigata-u.ac.jp をつけてください。