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セミナー アーカイブ

2010年6月 4日

【映画上映】『哲学への権利──国際哲学コレージュの軌跡』

Film CIPh Affiche Niigata

第5回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

哲学への権利
──国際哲学コレージュの軌跡
講師 西山雄二 (首都大学東京准教授)

日時 2010年6月25日(木) 16:30~18:00
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟B棟2階 B253教室

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2010年6月28日

カール・レーヴィットと「二階建て」の日本 ── 間文化性への一つの寄与

芸術の条件

第6回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

カール・レーヴィットと「二階建て」の日本
──間文化性への一つの寄与
講師 小田部胤久(東京大学教授)

日時 2010年7月8日(木) 18:10~19:40
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス 人文社会学系棟 第一会議室 (B棟2階)

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2010年11月24日

カール・シュミットのアクチュアリティ──近代主権国家の歴史的使命とその終焉


0271.1.jpg 第7回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

カール・シュミットのアクチュアリティ
──近代主権国家の歴史的使命とその終焉


講師 大竹弘二(南山大学准教授)

日時 2010年12月3日(金) 18:10~19:40
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
   人文社会学系棟 第一会議室 (B棟2階)

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2011年2月21日

「フィクションとリアリティー」開催のお知らせ


『フィクションの哲学』書影 第8回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

フィクションとリアリティー
 清塚 邦彦(山形大学教授)
「フィクションとは何か:フィクションと現実という対比について」
 井山 弘幸(新潟大学教授)
「お笑いにおけるリアルとは何か」
日時 2011年3月9日(水) 16:00~18:00
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
   人文社会学系棟 第一会議室 (B棟2階)

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2011年6月16日

第9回 新潟哲学思想セミナー「メディアの消滅」開催のお知らせ

images.jpeg 第9回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

メディアの消滅
──マクルーハンからポストメディアへ


講師 門林岳史(関西大学准教授)
コメンテーター 石田美紀(新潟大学准教授)

日時 2011年6月24日(金) 18:10~19:40
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
   総合教育研究棟 地域国際交流促進室(D-301)

74037.jpg  新聞、ラジオ、テレビから、パソコン、携帯電話等のさまざまなモバイル端末にいたるまで、私たち現代人の生活のあらゆる場に浸透しているメディア。ほぼ半世紀前に人口に膾炙しはじめたメディアの概念をめぐってはしかし、80年代以降、マクルーハンの遺産を受け継いだメディア理論家(ボードリヤール、ヴィリリオ、キットラー)がそれぞれに「メディアの消滅」を宣言してきた。それはメディア概念の失効を意味するのみならず、メディア以降のメディア、新たなポストメディア状況の到来を予感させるものであった。今日いったいメディアはどこからどこへ向かおうとしているのだろうか。新たなメディアの条件とは?──

 第9回の新潟哲学思想セミナーは講師に門林岳史さんをお迎えします。門林さんは、一昨年上梓された『ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?──感性論的メディア論』(NTT出版)によって注目を集めている気鋭のメディア論研究者であり、マクルーハン研究を中心としたメディア思想のほか、映画、写真、現代美術といった多方面で活躍されています。今回のセミナーでは門林さんに、大きく変容しつつあるメディア論の現在についてお話いただき、さらに、コメンテーターの石田美紀さんとともに、メディア論の最前線をめぐって討議します。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。

◎ 講師プロフィール
門林岳史(かどばやし・たけし) 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。関西大学文学部総合人文学科映像文化専修准教授。専門は、メディア論・表象文化論。著書に『ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?──感性論的メディア論』(NTT出版、2009年)、『マクルーハン──生誕100年、メディア(論)の可能性を問う』(共著、河出書房新社、2011年)など。
石田美紀(いしだ・みのり) 1972年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。新潟大学人文学部准教授。専門は、映像文化論。著書に『密やかな教育──〈やおい・ボーイズラブ〉前史』(洛北出版、2008年)など。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
一昨年、新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部(研究プロジェクト支援経費)、同哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


2011年11月14日

規律的統治から新自由主義的統治へ──後期フーコーと権力の諸問題

foucault.jpg 第10回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

規律的統治から新自由主義的統治へ
──後期フーコーと権力の諸問題


講師 佐藤嘉幸(筑波大学専任講師)

日時 2011年11月25日(金) 18:10~19:40
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
  総合教育研究棟D-301(旧地域国際交流促進室)

4409040995.jpg  フランスの思想家ミシェル・フーコー(1926-84)は、主著『監獄の誕生』において、社会に毛細管状に張り巡らされた権力の諸装置(学校、軍隊、病院、工場、監獄など)の分析を通じて、個々人の身体的実践へと介入し、個々人に「規範」を内面化させるような近代社会の統治的政治の実態を明らかにした。こうした規律的統治が、20世紀では福祉国家の統治であったとすれば、そのような統治は、1970年代に次第に破綻していく。福祉国家に代わって、1980年代以降に前景化してきたのが新自由主義の統治である。現代にまで影響を及ぼしているその統治形態とはしかし、いったいどのような特徴をもつのだろうか──

 第10回の新潟哲学思想セミナーは講師に佐藤嘉幸先生をお迎えします。佐藤さんは、2008年にパリ大に提出した博士論文をもとに著書『権力と抵抗』、また立て続けに一作年にも『新自由主義と権力』を上梓し、フランス現代思想の前線を開拓し続けている新進気鋭の思想史研究者です。フーコーは「権力」というテーマを軸に、哲学や思想のみならず、政治学、法学、社会学、歴史学などの幅広い分野にいまもなお影響を及ぼし続けているもっとも著名な20世紀の思想家といっても過言ではありません。今回佐藤さんには、後期フーコー思想への入門セミナーとして、フーコーのアクチュアリティを分かりやすくお話いただく予定です。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。

◎ 講師プロフィール
佐藤嘉幸(さとう・よしゆき)1971年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了後、パリ第10大学大学院にて博士号(哲学)取得。現在、筑波大学人文社会科学研究科専任講師。専門は、哲学、思想史。とりわけ構造主義以後の権力理論。著書に『権力と抵抗──フーコー・ドゥルーズ・デリダ・アルチュセール』(人文書院、2008年)、『新自由主義と権力──フーコーから現在性の哲学へ』(人文書院、2009年)。訳書に『ミシェル・フーコー思考集成IX』(共訳、筑摩書房、2001年)。ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』(共訳、月曜社、2008年)。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
一昨年、新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


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2012年2月13日

「ブロッホ、アメリカ、多元的宇宙」開催のお知らせ

Ernst Bloch (1885–1977) 第11回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

ブロッホ、アメリカ、多元的宇宙

講師 吉田 治代(新潟大学准教授)

日時 2012年2月23日(木) 17:00~18:30
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
   人文社会科学系棟 第1会議室 (B棟2階)

『ブロッホと「多元的宇宙」』書影 19世紀後半より、大西洋をはさんでドイツとアメリカの思想交流が活発化する。しかしドイツ思想界において、とりわけフランクフルト学派の人びとにみられるように、アメリカのプラグマティズムは、資本主義の弁護論として非難されてきた。ところがこの学派に近いとされるエルンスト・ブロッホは、プラグマティズムに対して、より開かれた態度を示していた。──

第11回の新潟哲学思想セミナーは講師に新鋭のブロッホ研究者である吉田治代氏をお迎えします。〈戦後〉を生き抜く思想、そして多元的世界を志向する思想としてブロッホを捉え、そのプラグマティズムとの親縁性を探りつつ、彼の「希望の哲学」を新たな角度から捉えなおすセミナーになります。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。


◎ 講師プロフィール
吉田治代(よしだ・はるよ) 立教大学ドイツ文学科卒、博士(文学・立教大)。現在、新潟大学人文学部准教授。専門は近現代ドイツ思想文化史。著書に『ブロッホと「多元的宇宙」──グローバル化と戦争の世紀へのヴィジョン』(知泉書館、2011年)、共著にThomas Pekar (Hrsg.): Flucht und Rettung. Exil im japanischen Herrschaftsbereich (1933-1945), Berlin 2011など。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
お問い合せは城戸まで


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2012年7月 3日

「スピノザの異物感」開催のお知らせ

第12回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

ス ピ ノ ザ の 異 物 感
講師 國分 功一郎(高崎経済大学准教授)

日時 2012年7月20日(金) 18:10~19:40
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   総合教育研究棟 A棟1階 大会議室

 17世紀オランダ、アムステルダムのユダヤ人として生を受けながらユダヤ共同体から異端として破門され、世俗の栄誉から身を退き、レンズ磨きによって生計を立てていた孤高の哲学者スピノザ(1632—1677)。スピノザの孤独は、その生き方のみならず、哲学そのものを表している。「これほど哲学者と呼ばれるに値する哲学者もいなかったが、またこれほど罵られ憎悪された哲学者もいなかった」(ドゥルーズ)。なぜ近代的な思考にとってスピノザは「奇妙なもの」として際立ってしまうのか。スピノザ哲学の「異物感」とはいったいどのようなものなのか──

 第12回の新潟哲学思想セミナーは、講師に國分功一郎先生をお迎えします。國分さんは、昨年博士論文(東京大学)をもとにした著書『スピノザの方法』(みすず書房)、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社)を続けて上梓され、専門の研究のみならず、論壇や各種メディアにおいても今たいへん注目を集めている気鋭の哲学研究者です。今回のセミナーでは、國分さん独自の観点から、ご専門であるスピノザ哲学についての入門講義をしていただきます。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。


◎ 講師プロフィール
國分功一郎(こくぶん・こういちろう)1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。高崎経済大学経済学部准教授。専門は、17世紀哲学・フランス現代思想。著書に『スピノザの方法』(みすず書房、2011年)、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、2011年)。TwitterID: @lethal_notion

『スピノザの方法』 『暇と退屈の倫理学』

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部(研究プロジェクト支援経費)/同哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


NiiPhiS 12 ポスター
[ PDF ]

2013年2月23日

ドストエフスキー、作家の顔、小説の声

bamba_cover 第13回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

ドストエフスキー、
作家の顔、小説の声


講師 番場 俊(新潟大学准教授)

日時 2013年4月4日(木) 17:30~19:00
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   人文社会学系棟 第一会議室(B棟2階)

 フーコーといえば誰でもあのスキンヘッドの精悍な顔つきを想起するし、バルトのあの優しい表情を思い浮かべずに『明るい部屋』を読むことはほとんど不可能だ。ドストエフスキーの陰鬱極まりない顔も同様である。だが、文学や思想を読みながら「作家の顔」を思い浮かべるとは、いったいどういうことなのだろうか。小説はフィクションである。フィクションであるからには、端的に嘘といってもよい。ならば、「ドストエフスキー」の名のもとにその小説を論ずるとは、どのような営みなのだろうか。「小説の声」は、はたして誰に帰属するのか──

 第13回の新潟哲学思想セミナーは、講師に番場俊先生をお迎えします。番場先生は、新潟大学でも長く教鞭を執っておられ、ご存知の方も多いのではないのでしょうか。昨年末には、待望のご著書『ドストエフスキーと小説の問い』(水声社)が上梓されました。今回のセミナーは、本書にちなんで、『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』でよく知られたロシアの小説家ドストエフスキーの新しい「顔」、今日性に迫ります。番場先生ならではのドストエフスキー入門となるセミナーです。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。

◎ 講師プロフィール
番場俊(ばんば・さとし)1969年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。新潟大学人文学部准教授。専門は、ロシア文学・表象文化論。著書に『ドストエフスキーと小説の問い』(水声社、2012年)ほか。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


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