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昨年、夏目漱石について書かれた本をまとめて読んだ。江藤淳の『漱石とその時代』5冊、『決定版 夏目漱石』などです。先日、新聞の書評を読んだなかで注目したのは、古井由吉『漱石の漢詩を読む』です。いま読んでいるのですが、日本人が漢詩の素養を失ったことがいかに日本語の質を低下させたかを痛感します。水村美苗さんが『日本語が亡びるとき』で同じことを述べていましたね。
投稿者: 佐藤康行 日時: 2009年3月 6日 15:20 | パーマリンク