翻訳論後日談
朝日新聞が記事にしていましたね。
ドストエフスキー新訳「カラマーゾフの兄弟」が人気(2007年09月01日10時46分)
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200709010055.html
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朝日新聞が記事にしていましたね。
ドストエフスキー新訳「カラマーゾフの兄弟」が人気(2007年09月01日10時46分)
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200709010055.html
ロシアねたが続きますが、一週間、モスクワに行ってきました。この時期はどこの大学でも海外出張に行かれる先生方が多いようで、観光客でごった返すホテルの朝食のレストランでロシア史の超大物の某先生をお見かけしたときには、思わず息を呑みました。
モスクワはもはや西欧的な大都市で、とりわけ物価の上昇はひどく、東京と変わりないか、もしくはそれ以上なものも結構あります(ビールとタバコだけはひどく安いですが)。他方で、旧称レーニン図書館(ロシア国立図書館)閲覧室で手に取る古い書物の手触りと、一部リニューアルしたトレチャコフ美術館(新館)で観るアヴァンギャルド芸術の生々しさ。モスクワは多面的です。
9月は集中講義の時期でもあります。文コミは、今年、『西洋音楽史』(中公新書)や編著『ピアノを弾く身体』(春秋社)をはじめとする著作で今もっとも注目されている音楽学者、岡田暁生先生をお迎えすることができました。クラシック音楽というと堅苦しそうにみえますが、実際にはそんなことはまったくない、ざっくばらんでフレンドリーな方です。昨夜は教員有志での歓迎の宴をもったのですが、「チャイコフスキーは××」とか、「19世紀のロマン主義なんかが好きなわれわれって、偏差値低いんですね~」とか、フランクにして刺激的な発言を関西弁でガンガンとばされ、私は先生のお話があまりにも楽しくて、つい深酒をしてしまいました。まあ、最後の点はいつものことですが。
このところ、ブログの更新、滞っておりました。今度の水曜からは休暇を取っておりまして、また滞ると思います。それで、何故、滞っていたか、何故これからもそうなのかというと、芝居の稽古がずっとあったからなんですね(つまり、私も出演するのです)。さらに、この連休は引っ越し。それでずっと、大学で芝居の稽古をし、家に帰ってからは荷物を詰め込む、その合間に夜の会合(何かあやしいですね、番場先生の日記など参照)もあったり、という状態だった訳です。
さて、その公演ですが、詳細、以下のようになっています。メンバーの学生が、ある掲示板に書き込んでくれたものを一部、コピペしただけですが、興味のある方は是非おいで下さい。ない方もね。
新潟大学人文学部齋藤陽一ゼミ公演
「こちらESP開発研究部」
日時
2007年9月29日(土) 19:00開演
2007年9月30日(日) 14:00開演
※開場は開演の30分前より
場所
シアターent.
料金
500円(当日券のみ)
お問い合わせはy.saito@human.niigata-u.ac.jpまでお願いいたします。@を半角にしてください。