先月下旬、東北大学で集中講義をしてきました。しばらく前に岩手大学で担当して以来、久しぶりの集中講義でしたが、今回は自分の研究ネタだけで15コマ(弱)を埋めるべく努力してみました。
その結果、ヴェーバーの学説に関する細かい解釈を紹介した後で、巻町の住民投票について取り上げ、最後は中越地震の話とあまり脈絡のない展開になりました。理論と実証を往復することの面白さのようなものが、少しでも感じてもらえるとよいのですが。おつきあい下さった学生・院生の皆さん、ありがとう。授業とは別に研究会で報告する機会もあり、たくさんの質問や意見が出て、こちらも大変勉強になりました。
短期間ですが、ふだんとは違う場所で暮らし仕事をするというのは、気分転換にもなるし、自分を見つめ直すことにもなるのでありがたいものです。毎晩、勤勉に飲み歩きもしましたし。2学期の授業は初心にかえってまじめに取り組もうと、(この時期はいつもかもしれませんが)軽く決意しています。