改行と段落
まず基本的に、HTMLでは改行は無視されます。なので、
と入力しても、こんにちは。今日はいい天気ですね。 ところで、先日お願いした件なのですが、進み具合はいかが でしょうか。期日も近いですので、よろしくお願いします。
こんにちは。今日はいい天気ですね。 ところで、先日お願いした件なのですが、進み具合はいかが でしょうか。期日も近いですので、よろしくお願いします。というように、改行が表示されません。
では改行を表示するにはどうすればよいでしょう。やり方には2通りあります。
1つは、改行を指示する
<br>を改行位置につけてやる方法です。Breakの略です。
と書いてやることによって、こんにちは。今日はいい天気ですね。<br> ところで、先日お願いした件なのですが、進み具合はいかが<br> でしょうか。期日も近いですので、よろしくお願いします。
こんにちは。今日はいい天気ですね。と改行されて表示されるようになります。
ところで、先日お願いした件なのですが、進み具合はいかが
でしょうか。期日も近いですので、よろしくお願いします。
もう1つは、いわば発想の転換です。大袈裟に言うとゲシュタルトスイッチです(笑)。ある箇所に改行があるということは、その前後がそれぞれ別の「段落」だということを意味する・・・ことが多いです(上の例のような、文の途中で改行している場合は除く)。なので、
<p></p>という段落を指示するマークをつけてやることで、段落と段落の間に改行が入るようにしてやるわけです。これはParagraphの略です。
と書いてやれば、<p>Soziale Systeme第1章冒頭の「システムが存在するということから出発する」の意味については、前に論じた。</p><p>さてルーマンは抽象的で現実から遊離した空論を唱える学者、というのが大方のイメージだろうが、少なくとも本人の自覚は正反対である。デビュー当時からルーマンは「抽象的で現実から遊離した空論」を徹底的に批判してきた。よく言うせりふが「自分のシステム理論は仮設演繹的なものではなくて索出的(ヒューリスティック)なものだ」という言い方である。そして実は、「システムが存在するということから出発する」という言い方は、この立場を明確に表明したものだといえるのだ。</p>
Soziale Systeme第1章冒頭の「システムが存在するということから出発する」の意味については、前に論じた。
さてルーマンは抽象的で現実から遊離した空論を唱える学者、というのが大方のイメージだろうが、少なくとも本人の自覚は正反対である。デビュー当時からルーマンは「抽象的で現実から遊離した空論」を徹底的に批判してきた。よく言うせりふが「自分のシステム理論は仮設演繹的なものではなくて索出的(ヒューリスティック)なものだ」という言い方である。そして実は、「システムが存在するということから出発する」という言い方は、この立場を明確に表明したものだといえるのだ。
段落を改めるための改行は、こちらの方が望ましいとされています。(実際このエントリも、この方法で段落と段落を分けています。)
なお、このブログでは、この方法で段落を分けた場合に、段落先頭が1字下げられるように設定してあります。(なので先頭に空白を入れると2字下がってしまいます。)
さて、Movable Typeの編集画面には、
というボックスがあって、「改行を変換する/なし」を切り替えることができるようになっています。これはどういうことかというと、「改行を変換する」にしておくと、編集画面での改行(つまりEnterを押して入力する改行)が、自動的に<br>に変換されるということです。この場合、普段メールを書いたり、ワープロを打ったりするのと同じ要領でブログ書き込みができて便利と言えば便利ですが、入力した改行が全部改行として表示されてしまうと、行間があきすぎて見た目が間抜けに見えることもあり、他方、そうならないようにするには、編集画面で不要な改行を入れないように注意しなければならず、結構疲れます。まあ使いながら、使いやすい方にシフトしていけばいいんじゃないかと思います。