北方文化博物館
新潟大学人文学部地域映像アーカイブプロジェクト

新潟大学人文学部では、北方文化博物館における絵葉書の調査を、北方文化博物館との協力のもと、文部科学省大学教育推進プログラム「社会をひらく『きづく力』と『つなぐ力』〜社会に見える実践的人文知の涵養と発信〜」の一環として行い、その教育・研究成果として今回の絵葉書展も行っています。

北方文化博物館・企画展示　新潟大学人文学部プロジェクト

• 2011年11月３日（木・祝）～29日（火）　午前９時より午後５時まで
• 会場：北方文化博物館　屋根裏ギャラリー（正面受付向い）
      http://hoppou-bunka.com/museum_yaneura.html
• 主催：財団法人北方文化博物館／新潟大学人文学部
• 共催：清里フォトミュージアム／細江英公写真芸術研究所
• 料金：北方文化博物館入館料（大人800円：小人400円）

昨年、北方文化博物館において６代伊藤文吉夫人真砂（まさご）が保管していた絵葉書群1200店が発見されました。これらは実際に使用された実逓便であり、真砂の実家である村山家（柏崎市）や伊藤家の親戚斎藤家（新潟市）との交流を示し、また当時の郵便事情を知る上で貴重な資料です。
この度、発見されたうちから180点を選び公開いたします。書きつけられた文字や書面には、親類縁者の血の通った関係性や個々の品格までもが息づいており、一方、昔の写真や絵からは、見る者の心が瞬間的に洗われていく爽快感があります。
明治時代のパーソナルコミュニケーションである絵葉書文化の世界をどうぞご覧ください。

北方文化博物館のサイトもご覧下さい。

小冊子PDF：（4.8MB）

【同時開催】

　※北方文化博物館の入館料のみで、すべての展覧会がごらんになれます。

1. 「気骨」　われらが父、われらが祖父。
   　　細江英公 人間写真展
   　　会場：北方文化博物館・大広間
   
   
2. 「草莽」　新潟発、写真の黎明
   　　今成家写真 「明治人」草莽（そうもう）の人々
   　　会場：北方文化博物館・母屋台所

【関連イベント】

1. 11月３日（木・祝）午前11時より　対談「伊藤文吉館長＆細江英公　写真を語る」
2. 11月23日（水・祝）午後2時より　堀川久子舞踏「空と地のあいだに」