新潟大学人文学部
「地域映像アーカイブ」プロジェクト

チラシ表面 チラシ裏面
細江英公人間写真展
「気骨」  われらが父、われらが祖父。
思い出せ、日本人の気骨
  とりもどせ、自恃(じじ)の心

 《 同時開催 》
今成家写真「明治人」・草奔の人々−新潟発、写真の黎明

このたび、新潟大学人文学部「地域映像アーカイブ」プロジェクトでは、細江英公人間写真展「気骨」をときめいとにて行うことになりました。
 細江英公人間写真展「気骨」は、明治生まれの政財界人を題材にし、気骨とは何かを問う写真展です。
 氏の意図するところは、著名な政財界人を撮ることにあるのではなく、日本人の中に脈々と流れる骨太な精神性を明らかにしようとするものです。
 新潟大学人文学部「地域映像アーカイブ」は、残された県内の映像を発掘することで、新潟にこそ、こうした精神性が強くあることを明らかにしてきました。
 今回、われわれは発掘してきた写真が、細江英公氏の写真と共鳴するものがあるとし、また、細江英公氏自身もこれを支持し、同会場のジョイント展を開くことになりました。
 細江英公人間写真「気骨」の素晴らしさと同時に、ここ、新潟の幕末に、自らカメラを持って自分たちの姿を写し撮ろうとした自由闊達な精神があったこと、また、その精神が在野に生きる人びとの矜持と誇りを捉えたことをご覧いただければ幸いです。
 今、新潟で、時を越え、氏の写真と共に、その精神は共鳴し、甦ります。

第1会期:2011年6月16日(木)〜7月3日(日)
会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」 [ 9:00-20:00:会期中無休 ]
( http://www1.niigata-u.ac.jp/tokimate/ | 会場へのアクセスについてはこちら
第2会期:2011年7月8日(金)〜7月18日(月)
会場:砂丘館ギャラリー〈蔵〉 [ 9:00-21:00:月曜休館,18日は18:00 迄 ]
( http://www.hanga-cobo.jp/sakiyu/ | 会場へのアクセスについてはこちら
 ※ 各会場とも、入館無料です。

主催: 細江英公人間写真展「気骨」実行委員会/新潟日報社/NST/
新潟大学人文学部「地域映像アーカイブ」/砂丘館
共催: 新潟市/新発田市
協力: 清里フォトアートミュージアム/細江英公写真芸術研究所/株式会社窓社/
マブチデザインオフィス/吉原写真館
企画・運営:株式会社博進堂

第1会期のイベント
  • 人間写真家 細江英公 講演会 【入場無料・予約不要】
     細江英公が球体写真二元論の世界について、縦横無尽に語り下ろす特別講演!
    06/29(水)19:00- ときめいと講義室
  • チラシ表面
    チラシ表面
    《パフォーマンス》 【入場無料・予約不要】
     ▼ 堀川久子(ダンサー)によるソロパフォーマンス
    06/19(日)15:00- & 07/02(土)14:00-
    ときめいと、ジュンク堂(B1ステージ)
    Pf:石井明子
  • 《ワークショップ》 【入場無料・予約不要】
      会場:ときめいとミーティングルームB
     ▼ 古写真展示のつくりかた
      −新潟・東京 ミュージアムの外側で
    榎本千賀子(ブロイラースペース・キュレーター)
    06/17(金) 17:00-
     ▼ 六日町の映像について
    原田 健一(新潟大学人文学部教授)
    06/20(月) 17:00-
     ▼ 精神医療としての写真
    後藤 雅博(新潟大学医学部教授)
    06/21(火) 17:00-
     ▼ 細江秀公とVIVO
    石井 仁志(20世紀メディア評論)
    06/22(水) 17:00-
     ▼ モノとしての写真
    石井 仁志(20世紀メディア評論)
    06/23(木) 17:00-
     ▼ 中俣正義の写真と映画
    原田 健一(新潟大学人文学部教授)
    06/24(金) 17:00-
■ 細江英公人間写真「気骨」発刊記念レセプション ■
日時:7月1日(金)午後7時より
会場:チサンホテル 4階 越後の間
会費:1万5千円
  ※ 参加者にはサイン入り写真集「気骨」(定価1万5千円)1冊を贈呈いたします。
  ※ お申し込みは、細江英公人間写真展「気骨」実行委員会(Fax: 025-274-7679)まで。

■ お問い合わせ先 ■
新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」 Tel.025-248-8141
砂丘館ギャラリー〈蔵〉(旧日本銀行新潟支店長役宅) Tel.025-222-2676

過去のイベント