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2009年11月21日

日本カント協会@立正大学 【お知らせ】

来る11月21日(土)に、日本カント協会の大会が立正大学にて行われます。
私たちの人間学講座からは、城戸淳先生が登壇予定です。プログラムは以下の通り。

      *    *    *

日本カント協会 第34回学会

場所:立正大学大崎キャンパス9号館地下

【午前の部】 10:00〜12:40 一般研究発表

A会場(9B11) 司会 円谷裕二
  1.10:00〜10:40 増山浩人(北海道大学)「第二類推論と充足根拠律」
  2.10:40〜11:20 中野裕考(横浜国立大学)「判断の主観的妥当性はいかにして可能か」
  3.11:20〜12:00 新堂 彩(上智大学)「カントと単純なものへの問い」

B会場(9B12) 司会 渋谷治美
  1.10:00〜10:40 三谷尚澄(信州大学)「知覚と直観──感性の受容性をめぐるマクダウェルのセラーズ批判から」
  2.10:40〜11:20 杉山卓史(京都市立芸術大学)「カントにおける「もう一つの」共通感覚論──ゼンメリンクとの対話」
  3.11:20〜12:00 平田俊博(山形大学)「カントの感性概念の諸相──こころの在り処」

C会場(9B13) 司会 檜垣良成
  1.10:00〜10:40 山蔦真之(東京大学)「カント批判倫理学の生成史──道徳的動機の問題を中心に」
  2.10:40〜11:20 宮村悠介(東京大学)「徳は教えられうるか──カントの徳理論における知と意志」
  3.11:20〜12:00 三浦 立(北海道大学)「恩寵をめぐるカントの思考」
  4.12:00〜12:40 山根雄一郎(大東文化大学)「「もうひとつの革命」への視線」

【午後の部】14:00〜15:30 共同討議(9B11)およびワークショップ(9B12) ※同時に別々の会場にて開催

  共同討議(9B11):「カントの経験の哲学──山本道雄『カントとその時代』をめぐって」
   提題者:山本道雄(関西看護大学)「共同討議に向けて」
       藤本 忠(龍谷大学)「ドイツ啓蒙思想期におけるカント哲学の特異性とその問題」
   司会者:大竹正幸

  ワークショップ(9B12):「パラロギスムス論究──『純粋理性批判』書き換え問題(1)」
   提題者:佐藤慶太(香川大学)
       重松順二(九州大学)
   司会者:木阪貴行

15:30〜18:00 シンポジウム(9B21):「カントと幸福論」

   提題者:神崎 繁(専修大学)「カントにおける道徳性と幸福──「ストア哲学」からの影響を媒介にして」
       城戸 淳(新潟大学)「カントにおける幸福のパラドクス──幸福主義批判と最高善とのあいだ」
       宮島光志(福井大学)「実践的幸福論としてのカント人間学」
   司会者:大橋容一郎、新田孝彦

18:00〜20:00 懇親会