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2010年8月11日

夏季公開研究会「共感の空間、感応の拡がり」 【お知らせ】

科研費受託共同研究の成果公開夏季研究会

「共感の空間、感応の拡がり」

■ 日時:8月20日(金)13時30分~17時30分
■ 会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」(025-248-8141)──新潟駅連接「プラーカ1」2F
* どなたでもお気軽においで下さい。

13:30~14:00
田中 純夫(新潟市社会福祉協議会理事)
ハイデガー哲学の可能性

14:00~14:50
栗原 隆(新潟大学人文学部教授)
信念と懐疑──ヤコービによるヒューム移入とドイツ観念論の発生

15:00~15:50
納富 信留(慶應義塾大学文学部教授)
アリストテレスにおける感覚と共通感覚

16:00~16:40
細田 あや子(新潟大学人文学部准教授)
自著紹介──よきサマリア人の表象

16:40~17:30
堀江 珠喜(大阪府立大学教授)
喜悦と官能──バプテスマのヨハネと聖セバスチャンの表象

・細田 あや子(新潟大学人文学部准教授)
 近著『「よきサマリア人」の譬え──図像解釈からみるイエスの言葉』(三元社、2010年)が、本年度の「人文科学奨励阿部賞」の受賞作に決定! その著書についてパワーポイントを用いながら紹介していただきます。
・納富 信留(慶應義塾大学文学部教授)
 『プラトン──哲学者とは何か──』(NHK出版、2002年)、『哲学者の誕生──ソクラテスをめぐる人々──』(筑摩書房、2005年)、『精神史における言語の創造力と多様性』(慶應義塾大学出版会、2008年)など、古代ギリシア哲学研究を中心に著書・論文の業績が多数あるなか、『ソフィストとは誰か?』(人文書院、2006年)で、2007年度「サントリー学芸賞」受賞。国際プラトン学会会長。
・堀江 珠喜(大阪府立大学教授)
 ポーやオスカー・ワイルド、三島の文学を専門としつつ、『男はなぜ悪女にひかれるのか』(平凡社、2003年)、『「人妻」の研究』(筑摩書房、2005年)、『純愛心中──「情死」はなぜ人を魅了するのか』(講談社、2006年)、『おんなの浮気』(筑摩書房、2006年)、『寝取られた男たち』(新潮社、2009年)など、著書多数。

主催:「空間における形の認知を介した『主体』の存立の基底に見る感覚の根源性についての研究」(基盤B)
共催:「空間と形に感応する媒体として身体を解明することから、知の成立機序を捉え直す試み」(挑戦的萌芽)
問い合わせ ☞ 栗原 隆(℡ 025-262-6331:E-mail:kurihara@human.niigata-u.ac.jp)