対照言語学ワークショップを開催いたします.学内外の教員と大学院生が,日中語・日韓語にかんする発表を行います.
日時: 2013年8月3日(土)10:00~18:00
場所: 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 D301 地域国際交流促進室
対照言語学とは言語学の1つの分野で,2つ(またはそれ以上)の言語の構造を比べることを手段として,その言語の特徴を明らかにしようとするものです.その成果は言語構造の解明に役立つだけではなく,外国語教育にも生かすことができます.今回は日本語と中国語あるいは日本語と韓国語を対照する7つの研究発表が行われます.詳細は下記プログラムをご覧ください.興味のある方は江畑までご連絡お願いいたします.
10:00-10:50 金 京淑(浙江工業大学)「日中対照研究―原因・理由の複文を中心に―」
10:50-11:40 高 博(新潟大学大学院生)「日本語条件文の4つの形式―中国語条件文との対照」
11:40-13:00 昼食
13:00-13:50 谷 恵中(新潟大学大学院生)「空間の概念領域の拡張について―中国語の方向補語,日本語の移動動詞,英語の前置詞を例として」
13:50-14:40 田中 敦(新潟大学大学院生)「映像による慣用表現の現働化―韓国の雑誌広告の事例から」
14:40-15:00 休憩
15:00-15:50 崔 海倫(北海道大学大学院生)「二字漢字動詞における日韓対照研究」
15:50-16:40 李 連珠(北海道大学)「日韓アクセント論における対照言語学的考察」
16:40-17:30 江畑 冬生(新潟大学)「日韓語の動詞形態法における派生の役割」
17:30-18:00 総合討論
連絡先: ebata @ human.niigata-u.ac.jp(新潟大学人文学部・江畑 冬生)