3月8日(木)に,講演会「シベリアでの少数民族言語調査」を開催しました.講演会では言語が話されている現場での言語調査の実際について,2人の専門家の経験に基づく事例が紹介されました.なお本講演会は科研費 若手研究(A)「北東ユーラシアチュルク系諸言語の研究: 分岐と接触の歴史的過程の解明」(研究代表者:江畑冬生)によるものであり,新潟大学 人文社会・教育科学系附置「言語学研究・言語教育センター」による活動の一環です.
プログラム
14:00-14:30
Linguistic fieldwork: Introduction and cases from NE Asia (in Japanese) Fuyuki EBATA (Niigata University)
「フィールドワークによる言語調査:北東アジアの事例から」 江畑 冬生(新潟大学)
14:30-15:30
Documentation of Tofa: Work with the last speakers (in English) Arzhaana SYURYUN (Institute for Linguistic Studies, Russian Academy of Science)
「トファ語の記録: 最後の話し手との共同作業」 アルジャーナ・シュリュン (ロシア科学アカデミー・サンクトペテルブルク言語学研究所,日本語解説付きの英語)
15:30-16:00
Discussion (in English, Japanese, or Russian)
質疑応答(質問には英語・日本語・ロシア語のいずれを用いても構いません)