シンポジウムのご案内
今月末に『比較歴史社会学へのいざない―マックス・ヴェーバーを知の交流点として』の出版を記念したシンポジウムが早稲田大学で開催されます。同書の「批判と反省」および「比較歴史社会学の試み―日本と中国」の2部構成です。関心のある方がいらっしゃいましたら、どうぞ。
(あれ? 三谷さんは授業報告やめちゃったのかな?)
今月末に『比較歴史社会学へのいざない―マックス・ヴェーバーを知の交流点として』の出版を記念したシンポジウムが早稲田大学で開催されます。同書の「批判と反省」および「比較歴史社会学の試み―日本と中国」の2部構成です。関心のある方がいらっしゃいましたら、どうぞ。
(あれ? 三谷さんは授業報告やめちゃったのかな?)
昨年6月に奈良女子大学で行われたシンポジウム「マックス・ヴェーバーにおける歴史学と社会学」の記録が本になりました。私は討論とコメントでちょこっと顔を出すだけですが。
事務仕事に埋もれる前の、楽しかった奈良の2日間を思い出します(遠い目……)。
このところ毎週のように、新潟県中越沖地震の被災地である柏崎市にお邪魔して聞き取り調査を行っています。昨年の暮れに出た『防災の社会学』という本の中で、とりあえずの中間報告を発表したのですが、今年はより詳しいモノグラフを目指した調査を継続中です。主にお話をうかがっているのは、地震の際に被災者の支援を効果的に行うことができたコミュニティや町内会です。いざというときに力を発揮した地域を対象として、災害に強い地域の秘密を探ろうという試みです。
毎春恒例(?)の栗原隆先生編集のテキスト『人文学の生まれるところ』(東北大学出版会)が刊行されました。社会行動論履修コース関係では、杉原名穂子先生が「ジェンダー論―ジェンダーが照射する女性と男性、そして社会」と題する章を、私が「社会学―私たちは、なぜ変な「思いこみ」にとらわれるのか?」という章を執筆しています。よろしく、よろしく。
学内の「ソーシャル・キャピタル研究会」による3ヶ所目の調査地として、上越市西部の中山間地にある桑取谷を訪ねてきました。ここは「かみえちご山里ファン倶楽部」というNPOがさまざまな活動を展開している地域で、このNPOメンバーの方々のお話を主にお聞きし、活動の現場も案内していただきました。
3月に仙台で行われる防災セミナーで講演をします。内容は、先月刊行された吉原直樹編『防災の社会学』に所収の拙稿「防災コミュニティと町内会」から、新潟県中越地震・中越沖地震の事例を紹介するものです。パワーポイントのスライドを作るのが大変だ……
防災コミュニティをテーマとした共著が刊行されました。「シリーズ・防災を考える」の第1巻です。出版社による説明はこんな感じです。「社会学の視角から防災を「まちづくり」と捉え、行政によるタテのリスク管理を、地域市民によるヨコのリスク管理と組み合わせ、どうセーフティネットを構築していくか、防災にかかわる諸主体やセクターの現状から解明する」。
私の担当章では、中越地震・中越沖地震の対象地でおこなった調査をふまえ、コミュニティ・町内会に焦点をあてて論述しました。とくに、結果的に災害に強かったコミュニティにはどのような特徴があるのか、という点が中心です。よろしく、よろしく。
前回に引き続き、学内の「ソーシャル・キャピタル研究会」のメンバーで、村上市(旧朝日村)高根集落の「高根フロンティアクラブ」に聞き取り調査に行ってきました。集落の中でも比較的若手の住民が組織を立ち上げ、多くのイベントや交流事業、廃校を再生した食堂経営などに取り組んでいる事例です。意欲的な活動を可能にしている条件を探りたいというのが、調査の主な目的でした。
学内の「ソーシャル・キャピタル研究会」のメンバーで、上越市安塚区の「NPO雪のふるさと安塚」に聞き取り調査に行ってきました。全戸参加型NPOというたいへん珍しい形態をもつ組織(実際は旧安塚町の8割程度の世帯が加入)で、多くの意義と役割、そしていくつかの課題も抱えていると感じました。
先月下旬、東北大学で集中講義をしてきました。しばらく前に岩手大学で担当して以来、久しぶりの集中講義でしたが、今回は自分の研究ネタだけで15コマ(弱)を埋めるべく努力してみました。