新潟大学 人文社会・教育科学系(人文学部)
「地域映像アーカイブ」

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2013/04/16
NHK総合で、当センターの活動が紹介されます
NHK新潟局が制作する、4月22日(月)午後6時10分からの「ニュース610」内特集コーナーと、4月26日(金)午後7時30分からの「きらっと新潟」において、地域映像アーカイブセンターの活動と所蔵する映像が紹介されます。
2013/04/08
地域映像データベース、第2期公開開始
2013年4月より、地域映像アーカイブの映像データベースの第2期公開として、写真約1万5000 点と動画約150本を新たに加え、写真約2万7000 点と動画約300本の公開を開始致しました。
2013/03/29
NHK BSプレミアム「ムカシネマ」放映
3/30 21:00-23:00 の時間帯で放映されるNHK BSプレミアム『ムカシネマ』の中で、地域映像アーカイブセンターが収集した映像が紹介されます。
2013/03/25
データベースの試験的公開・運用を開始します
2013年度より、映像アーカイブ・データベースの公開範囲を調整し、新潟大学内での公開に加えて、県や市の関連機関、新潟日報社メディアシップなどの連携機関での閲覧を順次開始致します。小中高等学校、あるいは博物館、資料館、美術館、図書館などからの閲覧・利用も、今後検討して参ります。

「地域映像アーカイブ」プロジェクトがめざすもの

2008年に開始した、新潟大学人文学部の研究プロジェクト「地域映像アーカイブ」では、写真、映画、放送と分節化された映像メディアを、新潟というひとつの地域の枠から捉え直し、映像を地域の特性が育んできた一つの文化遺産として発掘、調査し、デジタル技術によって保全し、アーカイブとして保管することを試みてきました。また、従来の図書館、博物館や資料館の活動とは違い、原資料はそのものが元来あった場所に保存し、その資料の普遍的価値は形式を変えて新たな形で閲覧し、あるいは展示しようとしてきました。

現在のネット社会のなかで、あえてデジタル化した映像を地域の共有財とし、地域のなかで自由に使えるローカル・コモンズとして位置づけ、小中高等学校、あるいは博物館、資料館、美術館、図書館などと連携し、研究、ならびに教育的に利用できるようなシステムを構築することを目指し、さまざまな展覧上映イベントを行ない、地域に堆積する映像の社会的あり方を探り出し、新たに社会に再配置する映像のアーカイビングをしようとしてきました。

私たちは、写され、瞬時に過去のものとなっていく映像は、単なる情報でもなければ、過ぎ去った時間の痕跡でもないと思っています。人びとが映像に関わろうとするのは、過去に向き合うためではなく、新たな記憶を創り出し、社会にビジョンを描き、未来を導き出そうとするための行為の「兆候、表れ」なのです。懐かしさは未来からやってくる。地域映像アーカイブは、そうした人びとの意思と行動を明らかにする、可能性の総体、イメージバンクなのです。

新潟大学 人文社会・教育科学系(人文学部)附置
「地域映像アーカイブ」センター

センター長・原田 健一

アーカイブDB第一期公開告知

準備中の企画

2012-01st 2012-01st

直近のイベント

2011-05th

主な刊行物

『にいがた 地域映像アーカイブ』第2号書影
『にいがた 地域映像アーカイブ』第3号書影

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