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2010年11月13日

日本カント協会 第35回学会 【お知らせ】

 来る11月13日(土)、新潟大学・五十嵐キャンパス・人文社会科学系棟にて、日本カント協会 第35回学会が開催されます。以下の続きに当日のプログラムを掲載しました。
 とりわけ午後の共同討議とシンポジウムは一般公開されておりますので、多くの方のご来場をお待ち申し上げております(入場は無料です)。
 なおわれら人間学からは宮﨑裕助先生が共同討議の主役で登壇される予定です。

日本カント協会 第35回学会
日時:2010年11月13日(土)
場所:新潟大学・五十嵐キャンパス・人文社会科学系棟B棟

一般研究発表 A会場(B122)
1.10:00~10:40 金 正旭「対象の差異を捨象することと、内容を捨象すること」
2.10:40~11:20 滝沢正之「空間の超越論的観念性について」
司会 木阪貴行

一般研究発表 B会場(B124)
1.10:00~10:40 田原彰太郎「道徳的判定の基準としての人間性の方式」
2.10:40~11:20 森 禎徳「悪への自由と道徳性」
司会 小野原雅夫

一般研究発表 C会場(B227)
1.10:00~10:40 永守伸年「カント「美の分析論」における形式主義と構想力の自由」
2.10:40~11:20 大森一三「カント教育論における自由と開化のアポリア」
3.11:20~12:00 宮島光志「桑木厳翼とカント文献学―講演「カントの観たる日本」の現代的意義」
司会 大橋容一郎

共同討議1(13:45~15:30)「超越論的自我論」(B227)
湯浅正彦「超越論的自我論とは何か」
田口茂「超越論的自我論とその方法的崩壊──カント・フィヒテ・心の哲学と現象学」
司会:円谷裕二

共同討議2(13:45~15:30)「カントと崇高論」(B331)
宮﨑裕助「『判断と崇高』をめぐる共同討議へのいくつかの前置き」
江川隆男「決定の思考と反省的判断力」
司会:牧野英二

15:30~18:00
シンポジウムカントと日本の哲学」(B331)
板橋勇仁「叡知的なTatとしての悪──西谷啓治のカント受容とその意味」
望月俊孝「経験的実在論にして超越論的観念論──漱石とカントの反転光学」
嶺 秀樹「カントと西田哲学」
司会:福谷茂、新田孝彦