« 新潟大学オープンキャンパス | メイン | 第15回新潟哲学思想セミナーが開催されました »

2013年9月27日

スピノザ/ライプニッツ問題の反復としての近現代哲学 【お知らせ】

spinosa 第15回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

スピノザ/ライプニッツ問題
の反復としての近現代哲学


講師 鈴木 泉(東京大学准教授) Leibniz

日時 2013年9月27日(金) 16:30~18:30
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   人文社会学系棟 第一会議室(B棟2階)

 17世紀を代表する哲学者スピノザ(1632-1677年)とライプニッツ(1646-1716年)。1676年ライプニッツはオランダのスピノザのもとを訪ね、以後ライプニッツはスピノザ哲学との対決を通じてみずからの哲学を形成していった。二人の哲学者の交流、そして哲学的対立がもたらした諸問題は、近代哲学の源泉、そして現代哲学の試金石として、いまなお議論の渦中にある──

 第15回の新潟哲学思想セミナーは、講師に東京大学から鈴木泉先生をお迎えします。鈴木先生は、一方では、デカルト、スピノザ、ライプニッツといった近世哲学、他方ではドゥルーズを中心としたフランス現代哲学の専門家として幅広く活躍されています。本セミナーでは、今日ますます問いの焦点となりつつある「スピノザ/ライプニッツ問題」の哲学的な射程をめぐって、ざっくばらんにお話ししていただきます。またセミナーの後半では、新潟大学の栗原隆先生とともに議論を膨らませていただき、近現代哲学入門の場とする予定です。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。

◎ 講師プロフィール
鈴木 泉(すずき・いずみ)1963年生まれ。東京大学大学院博士課程中途退学。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。共編著書に『西洋哲学史II──「知」の変貌・「信」の階梯』(講談社、2011年)、『哲学の立ち位置──哲学への誘い 新しい形を求めて・第I巻』(東信堂、2010年)、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(平凡社、2008年)ほか。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


→ ポスターはこちら