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2014年4月 8日

行為と行為でないものの境界 【NiiPhiS】

N14 第16回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

『それは私がしたことなのか』 行為と行為でないものの境界

講師 古 田 徹 也(新潟大学准教授)

日時 2014年4月8日(火) 17:0015~18:3045
【お知らせ。時間が15分遅くなりました。】
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   人文社会科学系棟 第1会議室 (B棟2階)

「非難に値し、責任を問われ、罰を受けるべきなのは、自分の自由な意志で行った行為だけだ」。一見すると妥当であるかに見えるこの主張は、じつはさまざまな問題をはらんでいる。まずわれわれは、自分から進んでやったわけではない行為に関してもしばしば非難を受け、責任をとる。またわれわれは、非難に値しない行為に関して、さらには、そもそも行為ですらない出来事に関しても、ときに責任を問題にするのである。──

第16回の新潟哲学思想セミナーは、講師に古田徹也氏をお迎えします。古田氏は昨年に公刊されたご著書『それは私がしたことなのか──行為の哲学入門』において、英米系の行為論や心の哲学の成果を存分に活用しつつ、その強靱でしなやかな思考によって、新たな「非体系的な倫理学」を模索されています。今回のセミナーでは、行為論への入門から始まり、いわゆる「サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)」の事例なども踏まえながら、行為と行為でないものの曖昧な境界線を跡づけることで、「責任」という概念の奥行きを探究していきます。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。


◎ 講師プロフィール
古田徹也(ふるた・てつや) 1979年生まれ。東京大学文学部、同大学院人文社会系研究科博士課程修了(倫理学)。博士(文学)。現在、新潟大学教育学部准教授。専門は哲学・倫理学。著書に『それは私がしたことなのか──行為の哲学入門』(新曜社、2013年)、他。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
お問い合せは城戸まで


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