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2020年1月24日

他者への問い──〈あなた〉は私にとって何者なのか? 【お知らせ】

第37回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS) 

他者への問い
〈あなた〉は私にとって何者なのか?


日時 2020年1月24日(金)16:30~19:00
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 B棟5階 プレゼンルーム


第一部 16:30〜18:00
高畑菜子 カントの良心論──内なる法廷における他者をめぐって
佐藤 駿 否定としての他者──間主観的志向性に関する一考察
小原拓磨 他者の声──デリダにおける「声」の再検討について

第二部 18:15〜19:00 
全体討議

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◎ 登壇者プロフィール:高畑菜子(たかはた・なこ)新潟大学大学院現代社会文化研究科博士課程学生。専門は、カント倫理学。主要業績としては、「カント倫理学成立史における「判定」と「執行」」(『東北哲学会年報』東北哲学会、2017年)他。

小原拓磨(おばら・たくま)東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。主要業績として、論文に「存在-神-論と神の死――哲学の始源をめぐるデリダのヘーゲル読解」(『哲学』第70号、日本哲学会、2019年)、「全焼への正義――『精神現象学』「光の実在」のデリダ的読解」(『倫理学年報』第69号、日本倫理学会、2020年)、翻訳に「アレクサンドル・コイレ「ヘーゲルの言語と専門用語についてのノート」」(『知のトポス』第14号、2019年)他。

佐藤駿(さとう・しゅん)東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。主要業績として、著書に『E・フッサールにおける超越論的現象学と世界経験の哲学――『論理学研究』から『イデーン』まで』(東北大学出版会、2015年)、論文に「現象の虚実――フッサール「理性の現象学」への一視角」(『現象学年報』第33号、日本現象学会、2017年)他。


◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは 
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。参加費、予約等は不要です。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー
共催:新潟大学間主観的感性論研究推進センター/同 人文学部研究交流費

お問い合せは宮﨑まで
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