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2009年3月 8日

シンポジウム「生の矛盾は解消されるのか」 【お知らせ】

久保陽一教授(日本ヘーゲル学会代表)と
エンゲルハルト先生(ケルン)を招いてのシンポジウム

生の矛盾は解消されるのか

日時:3月7日(土)14時00分〜17時30分
場所:新潟大学駅南キャンパスCLLIC:演習室

14時00分〜14時30分   平川 愛(新潟大学現代社会文化研究科)
   マイモンの「規定可能性の原理」とカントの「汎通的規定の原理」
(平川さんがドイツ語で修士論文の核心部分を発表します。)

14時35分〜15時25分   満井 裕子(実践女子大学講師)
   ヘーゲル哲学の根底

15時30分〜16時30分   久保 陽一(駒沢大学教授)
   ヘルダーリンにおける生の認識

16時40分〜17時40分   クリスティーナ・エンゲルハルト(ケルン大学)
   Das Problem des Widerspruchs in Hegels System

エンゲルハルト先生のお話しについては、ドイツ語の原文を配布します。また、通訳がつきます。
公開のシンポジウムですので、どなたでもお気軽に、お立ち寄り下さい。

Kristina Engelhard:ケルン大学助手(Universität zu Köln, wissenschaftliche Assistentin)。Ph.D。「科学の形而上学プロジェクト」(Metaphysics of Science Project)協会員。専門は、形而上学、認識論、ライプニッツ、ドイツ観念論、カント、ヘーゲル。分析哲学、科学哲学、実践哲学、美学、主体性の哲学、倫理学などにも関わっている。著作に『単純なものと物質:カントにおける分割のアンチノミーについての研究』(Das Einfache und die Materie: Untersuchungen zu Kants Antinomie der Teilung, Berlin, 2005)編著に『普遍主義と相対主義のあいだにおける倫理学の基礎付け』(Ethikbegründungen zwischen Universalismus und Relativismus, Berlin, 2005)。

主催:専門知の基底を成す共通知を探求する「知の発生学」構築プロジェクト(代表:栗原隆)
共催:新潟大学人文学部
お問い合わせは、栗原隆(kurihara@human.niigata-u.ac.jp)が承ります。