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2012年4月18日

『知のトポス』第7号刊行 【知のトポス】

topos07.jpg  新潟大学大学院現代社会文化研究科共同研究プロジェクト「世界の視点をめぐる思想史的研究」の一環として公刊された『知のトポス──世界の視点』第7号をご紹介します。

 本誌は、哲学・思想史の分野において重要な役割を果たしながら、これまで十分に注目されてこなかった論文やテクストを翻訳し紹介する目的で編まれ、今号で、7冊目(前身の『世界の視点──変革期の思想』を入れると8冊目)を数えています。


『知のトポス──世界の視点』第7号(2012年3月刊、全316頁)

目次:

ピストリウス「シュルツェ著『カント『純粋理性批判』解説』書評(上)」城戸淳訳 ⇒[PDF

F・H・ヤコービ「信念をめぐるデヴィッド・ヒュームもしくは観念論と実在論(承前)」栗原隆・阿部ふく子訳

J・G・フィヒテ「ラインホルト教授宛てのフィヒテの返書」栗原隆訳

ロドルフ・ガシェ「ヒュポテュポーシス──カントにおける感性的描出(hypotyposis)の概念についてのいくつかの考察」宮﨑裕助・福島健太訳 ⇒[PDF

マルティン・ハイデッガー「時間と存在」田中純夫訳

マルティン・ハイデッガー「W・J・リチャードソン著『ハイデッガー──現象学を通って思索へ』への序文」田中純夫訳

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深澤助雄「L・クラーゲスの性格概念について」