メイン

お知らせ アーカイブ


2010年11月13日

日本カント協会 第35回学会  【お知らせ】

 来る11月13日(土)、新潟大学・五十嵐キャンパス・人文社会科学系棟にて、日本カント協会 第35回学会が開催されます。以下の続きに当日のプログラムを掲載しました。
 とりわけ午後の共同討議とシンポジウムは一般公開されておりますので、多くの方のご来場をお待ち申し上げております(入場は無料です)。
 なおわれら人間学からは宮﨑裕助先生が共同討議の主役で登壇される予定です。

続きを読む "日本カント協会 第35回学会" »

2010年9月27日

卒業論文中間発表会  【お知らせ】

平成22(2010)年度 人間学履修コース 卒業論文 中間発表会

本年度の人間学履修コースの卒業論文の中間発表会を下記のように実施します。

日時 10月11日(月・祝)午前10時~
場所 人文社会科学系棟B331

   (B棟学生玄関が入り口になります。)

卒業論文を執筆する予定の4年生は、卒業論文指導教員と相談のうえ、各自で中間発表のレジュメを40部程度用意して、出席してください。
1人あたり発表10分、質疑応答5分程度を予定しています。
(2、3年生の参加も歓迎します。)
出席できない4年生は、卒業論文指導教員に承諾を得たうえ、卒論の題目を決めて期日までに学務係に提出してください。

人 間 学 履 修 コ ー ス 委 員

2010年8月24日

『判断と崇高』合評会の予定・書評紹介  【お知らせ】

 拙著『判断と崇高』をめぐる合評会が、以下の日程で開催されます。

カント研究会第244回例会
日時:2010年 8月 29日(日)16:30~19:00
場所:法政大学92年館(大学院棟)2階203教室
合評会:宮﨑裕助著『判断と崇高──カント美学のポリティクス』
  特定質問者:千葉建(筑波大学)、宮村悠介(東京大学)

日本カント協会第35回学会
日時:2010年 11月 13日(土)
場所:新潟大学・五十嵐キャンパス
共同討議2:テーマ「カントと崇高論」
  討議者:宮﨑裕助(新潟大学)、江川隆男(首都大学東京)
  司会:牧野英二(法政大学)

 また、これまでに以下の書評が出ています。この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

■ 酒井潔氏(学習院大学)「〔書評〕宮崎裕助著『判断と崇高 カント美学のポリティクス』」、実存思想協会編『実存の美学──実存思想論集25』理想社、2010年、169-173頁。
──「宮崎氏の本書は、デリダの「決定の思考」に導かれ、崇高と崇高でないものとの区別すらも問題化する「パラサブライム」の領域を開拓し、日本のカント研究を大きく拡大した、と言えるだろう。」

■ 星野太氏(東京大学)「美的‐政治的判断力のリミット──宮﨑裕助『判断と崇高──カント美学のポリティクス』」、表象文化論学会編『表象』第4号、月曜社、2010年、256-263頁。
──「ひとたび本書を紐解いてみれば、「判断」と「崇高」というこの二つの問題系がカント美学の核心をなしていること、さらにそれらが極めて深い政治的射程を秘めていることにすぐさま思い至ることになるだろう。」

続きを読む "『判断と崇高』合評会の予定・書評紹介" »

2010年8月11日

夏季公開研究会「共感の空間、感応の拡がり」  【お知らせ】

科研費受託共同研究の成果公開夏季研究会

「共感の空間、感応の拡がり」

■ 日時:8月20日(金)13時30分~17時30分
■ 会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」(025-248-8141)──新潟駅連接「プラーカ1」2F
* どなたでもお気軽においで下さい。

13:30~14:00
田中 純夫(新潟市社会福祉協議会理事)
ハイデガー哲学の可能性

14:00~14:50
栗原 隆(新潟大学人文学部教授)
信念と懐疑──ヤコービによるヒューム移入とドイツ観念論の発生

15:00~15:50
納富 信留(慶應義塾大学文学部教授)
アリストテレスにおける感覚と共通感覚

16:00~16:40
細田 あや子(新潟大学人文学部准教授)
自著紹介──よきサマリア人の表象

16:40~17:30
堀江 珠喜(大阪府立大学教授)
喜悦と官能──バプテスマのヨハネと聖セバスチャンの表象

続きを読む "夏季公開研究会「共感の空間、感応の拡がり」" »

2010年8月 5日

オープンキャンパス開催迫る!  【お知らせ】

 今年もオープンキャンパスの季節がやってきました!

 今年度、オープンキャンパスは、8月8、9日(10:00~16:00)@新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟 の二日間開催となります。

 人間学からは、栗原隆先生が「愛と共感──人と人とを繋ぐもの」と題し、8日15:00~15:45 総合教育研究棟B255にて、模擬講義を行う予定です。

 展示ブース(同B254)では、哲学者・思想家クイズ、テルミン演奏、うそ発見器体験、教員著作・卒業論文閲覧といったコーナーを用意してみなさんのご来場をお待ちしています。
 大学では、哲学や倫理学、また言語学、宗教学を勉強してみたいと思っているんだけれどどうすれば分からない......と思っている受験生のみなさんの進路相談も随時行っています。ぜひ気軽に足を運んでみてください!

 人文学部オープンキャンパスの開催情報はこちらクリック→

2010年7月 8日

カール・レーヴィットと「二階建て」の日本 ── 間文化性への一つの寄与  【お知らせ】

芸術の条件 第6回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

カール・レーヴィットと「二階建て」の日本
── 間文化性への一つの寄与


講師 小田部 胤久 (東京大学教授)

日時 2010年7月8日(木) 18:10~19:40
場所 新潟大学 人文社会学系棟 第一会議室 (B棟2階)

続きを読む "カール・レーヴィットと「二階建て」の日本 ── 間文化性への一つの寄与" »

2010年6月25日

【映画上映】哲学への権利──国際哲学コレージュの軌跡  【お知らせ】

Film%20CIPh%20Affiche%20Niitaga 第5回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

哲学への権利
──国際哲学コレージュの軌跡


講師 西山雄二 (首都大学東京准教授)

日時 2010年6月25日()
   上映16:30~18:00/討論18:10〜
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟B棟2階 B253教室

哲学への権利について、人文学の未来について、 私たちはいま何を信じることができるのか。収益性や効率性が追求される現在のグローバル資本主義下において、哲学や文学、芸術などの人文学的なものの可能性を私たちはいかなる現場として構想し実践すればよいだろうか──1983年、ジャック・デリダらフランスの哲学者たちは、パリに半官半民の独創的な研究教育機関「国際哲学コレージュ」を創設した。これは、この機関をめぐる初のドキュメンタリー映画である。

第5回新潟哲学思想セミナーは、講師に西山雄二氏をお迎えし、映画『哲学への権利──国際哲学コレージュの軌跡』を上映します。西山氏は20世紀のフランス文学・思想を専門としながら、本映画を完成させ、現在世界各地で上映会を開催しつつ、また、大学論や教養論、知識人論、人文学論といった分野でも幅広く発言し、精力的に活躍されています。

今回のセミナーでは、本編上映の後、本学人文学部より、逸見龍生、番場俊、城戸淳の諸氏が参加し、西山氏を囲んで本映画を出発点とした大学・人文学・哲学・教養等々のさまざまな問題について自由に討議を行う予定です。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。


◎ 講師プロフィール
西山雄二(にしやま・ゆうじ) 1971年愛媛県生まれ。一橋大学言語社会研究科博士課程修了。現在、首都大学東京 都市教養学部 フランス語圏文化論(仏文)准教授。著書に『異議申し立てとしての文学──モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房、2007年)。編著に『哲学と大学』(未來社、2009年)。訳書に、エマニュエル・レヴィナス『倫理と無限』(ちくま学芸文庫、2010年)、ジャック・デリダ『条件なき大学』(月曜社、2007年)、同『名を救う──否定神学をめぐる複数の声』(共訳、未來社、2005年)、カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来──可塑性・時間性・弁証法』(未來社、2005年)など。

■ 公式HP「映画『哲学への権利──国際哲学コレージュの軌跡』

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS [ニーフィス])とは
昨年、新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、現在活躍されている講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
お問い合せは宮﨑まで


2010年5月 6日

人間学合宿の申し込みをしてください  【お知らせ】

人間学履修コース 2010(平22)年度 合宿(卒業論文構想発表会)の参加申し込みをしてください

下記の要領で今年度の人間学合宿を実施しますので、期日内に参加の申し込みをしてください。

4年生の諸君にとっては卒論の構想発表の正念場ですが、それ以外の学生諸君にとっても先輩の発表や教員のコメントなどから多くを学ぶことのできる絶好の機会です。また、勉学だけでなく、温泉に入ったり、懇親会やゲーム、散策などなど楽しい企画で親睦を深めるのも、この合宿です。4年生は必修となりますが、その他の学年の諸君も奮ってご参加ください。

期日
2010年5月15日(土)~16日(日)
5月15日(土)午前10時50分 新潟駅万代改札口前 集合
5月16日(日)午後1時45分頃 新潟駅にて解散
(詳細日程は後日人間学資料室内で配布します。)

場所
かのせ温泉 赤崎荘
〒959-4302 新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1
TEL 0254-92-5811

参加者
・学部4年生
(4年生は各自で卒論構想のレジュメを30部用意してください。発表時間は1人あたり8分+質疑4分程度を予定しています。)
・現社研大学院生
・学部1~3年生(3年生は特に参加をお勧めします)

費用
10,000円
(旅費、夕朝2食付宿泊代、懇親会費込み。両日の昼食代は各自で実費負担となります。)

参加費用は合宿当日に払ってください(申し込み後の不参加は後日キャンセル料をいただきます)。

なお初日の15日の昼食は、1時頃に赤崎荘に到着後お弁当(700円)をいただくことができます。電車内で駅弁などで昼食をすませてもかまいませんが、お弁当を申し込む人はあらかじめ参加申込書にて注文してください。

申し込み期間
4月26日(月)から5月6日(木)17時まで

 参加する学生は期間内に所定の参加申込書を人間学資料室内にある申込書提出箱に入れてください。
 なお卒業予定の4年生で不参加の者は、卒論指導教員の承諾を得たうえ、申込書にて不参加の届け出をしてください。
 参加申込書(不参加の届け出)は、人間学資料室前の卓上および人間学資料室内にあります。

注意事項
 定員の都合上、上記期間にて申し込みを締め切る場合があります。また、〆切をすぎての申し込みは電車の切符を各自で購入していただきます。

お問い合わせ

2010年4月11日

『知のトポス』第5号刊行のご案内  【お知らせ】

11014.jpg  新潟大学大学院現代社会文化研究科共同研究プロジェクト 「世界の視点をめぐる思想史的研究」の一環として、今年も『知のトポス──世界の視点』が刊行されました。

 本誌は、哲学・思想史の分野において重要な役割を果たしながら、これまで十分に注目されてこなかった論文やテクストを翻訳し紹介する目的で編まれ、今号で、5冊目(前身の『世界の視点──変革期の思想』を入れると6冊目)を数えています。

 既刊分は、哲学研究者を中心とした学会や研究会等で無料配布され、好評を得てきましたが、これまで告知が十分ではなかったこともあり、たびたび問い合わせをいただくことがありました。今後は本ブログにおいて、目次等を含め、ご案内させていただきます。


『知のトポス──世界の視点』第5号(2010年3月刊、全188頁)

目次:

C・L・ラインホルト「道徳と宗教との間の必然的な連関についての、理性批判の結論」 栗原隆・阿部ふく子・大塚貴匡・福島健太・保坂希美訳

J・G・フィヒテ「シュミット教授によって樹立された体系と知識学との比較」栗原隆・阿部ふく子訳

ジャコブ・ロゴザンスキー「「Ungeheuerなもの」の限界で──カント『判断力批判』における崇高と怪物的なもの」宮﨑裕助訳

     *   *   *   *

深澤助雄「観得と形象」

深澤助雄「シンボルの受胎」

2010年4月 1日

イスラームの婚姻論──ガザーリー、イブン・アラビー、カラダーウィー  【お知らせ】

青柳かおる訳注・解説『現代に生きるイスラームの婚姻論』 第4回 新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS]

イスラームの婚姻論
──ガザーリー、イブン・アラビー、カラダーウィー


講師 青 柳 か お る (新潟大学准教授)

日時 2010年4月1日(木) 17:00~18:45
場所 新潟大学 人文社会学系棟 第一会議室 (B棟2階)

続きを読む "イスラームの婚姻論──ガザーリー、イブン・アラビー、カラダーウィー" »