日本カント協会 第35回学会 【お知らせ】
とりわけ午後の共同討議とシンポジウムは一般公開されておりますので、多くの方のご来場をお待ち申し上げております(入場は無料です)。
なおわれら人間学からは宮﨑裕助先生が共同討議の主役で登壇される予定です。
哲学への権利について、人文学の未来について、 私たちはいま何を信じることができるのか。収益性や効率性が追求される現在のグローバル資本主義下において、哲学や文学、芸術などの人文学的なものの可能性を私たちはいかなる現場として構想し実践すればよいだろうか──1983年、ジャック・デリダらフランスの哲学者たちは、パリに半官半民の独創的な研究教育機関「国際哲学コレージュ」を創設した。これは、この機関をめぐる初のドキュメンタリー映画である。
第5回新潟哲学思想セミナーは、講師に西山雄二氏をお迎えし、映画『哲学への権利──国際哲学コレージュの軌跡』を上映します。西山氏は20世紀のフランス文学・思想を専門としながら、本映画を完成させ、現在世界各地で上映会を開催しつつ、また、大学論や教養論、知識人論、人文学論といった分野でも幅広く発言し、精力的に活躍されています。
今回のセミナーでは、本編上映の後、本学人文学部より、逸見龍生、番場俊、城戸淳の諸氏が参加し、西山氏を囲んで本映画を出発点とした大学・人文学・哲学・教養等々のさまざまな問題について自由に討議を行う予定です。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。
下記の要領で今年度の人間学合宿を実施しますので、期日内に参加の申し込みをしてください。
4年生の諸君にとっては卒論の構想発表の正念場ですが、それ以外の学生諸君にとっても先輩の発表や教員のコメントなどから多くを学ぶことのできる絶好の機会です。また、勉学だけでなく、温泉に入ったり、懇親会やゲーム、散策などなど楽しい企画で親睦を深めるのも、この合宿です。4年生は必修となりますが、その他の学年の諸君も奮ってご参加ください。
期日
2010年5月15日(土)~16日(日)
5月15日(土)午前10時50分 新潟駅万代改札口前 集合
5月16日(日)午後1時45分頃 新潟駅にて解散
(詳細日程は後日人間学資料室内で配布します。)
場所
かのせ温泉 赤崎荘
〒959-4302 新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1
TEL 0254-92-5811
参加者
・学部4年生
(4年生は各自で卒論構想のレジュメを30部用意してください。発表時間は1人あたり8分+質疑4分程度を予定しています。)
・現社研大学院生
・学部1~3年生(3年生は特に参加をお勧めします)
費用
10,000円
(旅費、夕朝2食付宿泊代、懇親会費込み。両日の昼食代は各自で実費負担となります。)
参加費用は合宿当日に払ってください(申し込み後の不参加は後日キャンセル料をいただきます)。
なお初日の15日の昼食は、1時頃に赤崎荘に到着後お弁当(700円)をいただくことができます。電車内で駅弁などで昼食をすませてもかまいませんが、お弁当を申し込む人はあらかじめ参加申込書にて注文してください。
申し込み期間
4月26日(月)から5月6日(木)17時まで
注意事項
定員の都合上、上記期間にて申し込みを締め切る場合があります。また、〆切をすぎての申し込みは電車の切符を各自で購入していただきます。
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