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お知らせ アーカイブ


2014年7月 5日

講演会「言語で巡るシベリアの旅 -- 北方の人々のことばと暮らし」  【お知らせ】

7月5日(土)開催の講演会のお知らせです.学部学生を主たる対象としています.事前申込不要ですので,お気軽にお越しください:

日本海の向こう側には,シベリアの大自然が広がっています.シベリアでは多種多様な30以上もの先住民言語が話されており,それらはロシア語ともまた異なるものです.知られざる隣人たちのことばと暮らしについて,現地でフィールドワークを重ねる専門家たちが分かりやすく解説します!

日時  2014年7月5日(土) 13:00-17:30

会場  新潟大学 総合教育研究棟D301

 

プログラム

13:0013:20 「北方に暮らす人々とことば」江畑 冬生 (新潟大学)

13:2014:00 「アリュートル語とアリュートルの人々」永山 ゆかり (北海道大学)

14:0014:40 「イテリメン語とイテリメンの人々」小野 智香子 (千葉大学)

14:4015:20 「ユカギール語とユカギールの人々」長崎 郁 (国立国語研究所)

15:4016:20 「エウェン語とエウェンの人々」鍛治 広真 (東京大学)

16:2017:00 「サハ語とサハの人々」江畑 冬生

17:0017:30 「討論・質問」

 

言語で巡るシベリアの旅のポスター


2014年7月18日

啓蒙の盲点、啓蒙批判の盲点  【お知らせ】

ohashi.jpg 第17回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

啓蒙の盲点、啓蒙批判の盲点

講師 大橋完太郎(神戸女学院大学准教授)
コメンテーター 逸見龍生(新潟大学准教授)

日時 2014年7月18日(金) 18:15~19:45
場所 新潟大学五十嵐キャンパス
   総合教育研究棟 D-301(旧地域国際交流促進室)

 近代主義としての啓蒙批判の要点はどこにあるのだろうか? アドルノとホルクハイマーの『啓蒙の弁証法』(1947年)は、そうした啓蒙批判のなかでも、もっともよく知られた書物である。だが、その批判はいったいどこに行き着くのだろうか。そうした議論の先、あるいはその手前には、近代の啓蒙批判に収まらないオルタナティヴな啓蒙思想の姿が見出されないだろうか。とりわけ、ディドロ、ルソー、サドの思考のうちに。それは、いったいいかなるものだろうか──

 第17回の新潟哲学思想セミナーは、講師に大橋完太郎氏をお迎えします。大橋さんは、18世紀フランスの作家・思想家ディドロを中心とした啓蒙思想を専門としつつ、近代から現代思想の諸領域に至るまで幅広く活躍されています。大橋さんの著書『ディドロの唯物論』は、学会でも大きな反響を呼び、表象文化論学会賞を受賞されました。今回のセミナーでは、本学より、逸見龍生さんにもコメンテーターとして登壇いただき、フランスの啓蒙思想の面白さや奥深さをめぐって大橋さんとともに論じてもらう予定です。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。

◎ 講師プロフィール
大橋完太郎(おおはし・かんたろう) 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、神戸女学院大学文学部准教授。専門は、フランス近代思想・表象文化論。著書に『ディドロの唯物論──群れと変容の哲学』(法政大学出版局、2011年)ほか。
逸見龍生(へんみ・たつお) 1964年生まれ。現在、新潟大学人文学部准教授。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部(研究プロジェクト支援経費)/同 哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


→ ポスターはこちら

2014年6月21日

卒業論文 構想発表会  【お知らせ】

平成26(2014)年度 人間学履修コース 卒業論文 構想発表会

 本年度の人文学部行動科学課程人間学履修コースの卒業論文の構想発表会を、次の日程でおこないます。

 日時 6月 21日(土)午後 1 時から
 場所 総合教育研究棟 F374(F棟3階)


 卒業予定の4年生諸君は、構想発表用のレジュメを30部用意して出席してください。
ひとり発表10分、質疑応答 5分程度を予定しています。

・2、3年生の参加も歓迎します。とくに3年生は来年度にむけた準備になりますので、ふるって参加してください。
・卒業予定の4年生の不参加は原則認めていませんか、どうしても出席できない場合は、必ず卒論担当教員に承諾を得たうえで個別に指導を受けてください。
・発表会のあとに、コンパを予定しています。是非参加ください。

人間学履修コース(2014.6.4 掲載)

2014年4月24日

人間学新入生歓迎会  【お知らせ】

4月24日(木) 18:30から

3・4年生と交流し,学習のことなど情報交換する会を開きます.

詳しくは人間学資料室(総合棟F578)のお知らせをご覧ください.

2014年4月 2日

『知のトポス』第9号刊行  【お知らせ】

 新潟大学大学院現代社会文化研究科共同研究プロジェクト「世界の視点をめぐる思想史的研究」の一環として公刊された『知のトポス──世界の視点』第9号をご紹介します。

『知のトポス──世界の視点』第9号(2014年3月刊、全298頁)

目次:

ピストリウス「シュルツェ著『カント『純粋理性批判』解説』書評」(下)城戸淳訳 ⇒[PDF

F・H・ヤコービ「フィヒテ宛て公開書簡」栗原隆・阿部ふく子訳 ⇒[PDF

エッカート・フェルスター「カント以後の哲学の展開にとっての『判断力批判』第七六〜七七節の意義」[第二部] 宮﨑裕助・大熊洋行訳 ⇒[PDF

ヴェルナー・ハーマッハー「エクス・テンポレ──カントにおける表象(Vorstellung)としての時間」(下) 宮﨑裕助・清水一浩訳 ⇒[PDF

マルティン・ハイデガー「現象学における、そして存在の問いの思索における時間理解について」田中純夫訳

ダニエル・ブリージール「良心に対抗?──ヘーゲル派の批判に対するフィヒテ派の返答」重川成美・栗原隆訳

ジョージ・ディ・ジョヴァンニ 「一七八四年のメンデルスゾーン=アプト論争──人間の使命をめぐる後期啓蒙の議論における一つのエピソード」阿部ふく子訳


『理性の深淵──カント超越論的弁証論の研究』  【お知らせ】

『理性の深淵』このたび城戸淳著『理性の深淵──カント超越論的弁証論の研究』(知泉書館、2014年)が新潟大学人文学部研究叢書10として刊行されました(ISBN 978-4-86285-181-9、xviii+292+44頁、6000円+税)。長年にわたるカント『純粋理性批判』の超越論的弁証論にかかわる研究を同題の博士論文(東北大学、2013年)として集成したのに続き、これに若干の補訂を加えて叢書の一冊に加えていただきました。以下に細目次を紹介します。

続きを読む "『理性の深淵──カント超越論的弁証論の研究』" »

2014年4月 8日

行為と行為でないものの境界  【NiiPhiS】

N14 第16回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

『それは私がしたことなのか』 行為と行為でないものの境界

講師 古 田 徹 也(新潟大学准教授)

日時 2014年4月8日(火) 17:0015~18:3045
【お知らせ。時間が15分遅くなりました。】
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   人文社会科学系棟 第1会議室 (B棟2階)

「非難に値し、責任を問われ、罰を受けるべきなのは、自分の自由な意志で行った行為だけだ」。一見すると妥当であるかに見えるこの主張は、じつはさまざまな問題をはらんでいる。まずわれわれは、自分から進んでやったわけではない行為に関してもしばしば非難を受け、責任をとる。またわれわれは、非難に値しない行為に関して、さらには、そもそも行為ですらない出来事に関しても、ときに責任を問題にするのである。──

第16回の新潟哲学思想セミナーは、講師に古田徹也氏をお迎えします。古田氏は昨年に公刊されたご著書『それは私がしたことなのか──行為の哲学入門』において、英米系の行為論や心の哲学の成果を存分に活用しつつ、その強靱でしなやかな思考によって、新たな「非体系的な倫理学」を模索されています。今回のセミナーでは、行為論への入門から始まり、いわゆる「サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)」の事例なども踏まえながら、行為と行為でないものの曖昧な境界線を跡づけることで、「責任」という概念の奥行きを探究していきます。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。


◎ 講師プロフィール
古田徹也(ふるた・てつや) 1979年生まれ。東京大学文学部、同大学院人文社会系研究科博士課程修了(倫理学)。博士(文学)。現在、新潟大学教育学部准教授。専門は哲学・倫理学。著書に『それは私がしたことなのか──行為の哲学入門』(新曜社、2013年)、他。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
お問い合せは城戸まで


→ ポスターはこちら

2014年2月 8日

卒論発表会(口頭試問)時間割  【お知らせ】

2013年度人間学履修コース卒業論文発表会(口頭試問)時間割

2014年2月8日(土)
総合教育研究棟D棟3階国際センター教室 第1・第3教室
PDFはこちら

1月23日(水)までに、副査の教員に卒業論文を提出してください。

第1教室
12:00〜12:30 宮川真美「カントの誤謬推理論について」(城戸・栗原・宮﨑)
12:30〜13:00 覚張大希「カント『判断力批判』の美感的判断における善の問題」(宮﨑・城戸・井山)
13:00〜14:00 (休憩時間)
14:00〜14:30 高木美桜「ジョン・デューイの進歩主義的教育の実践可能性について」(栗原・江畑・青柳)
14:30〜15:00 阿部芽子「ユクスキュルにおける「環世界」についての考察」(井山・宮﨑・青柳)
15:00〜15:30 渡邉緑希「意思と表象の身体論」(栗原・城戸・宮﨑)
15:30〜16:30 重川成美(修士論文)「レーヴィットにおける歴史と世界」(城戸・栗原・吉田治代)
16:30〜17:00 佐野尚子「デカルトにおける精神と身体の合一について」(城戸・栗原・宮﨑)

第3教室
12:00〜12:30 田中景子「思考・文化と言語との関係性」(江畑・井山・青柳)
12:30〜13:00 岡村亮馬「マルクスの疎外論に関する考察」(栗原・青柳・江畑)
12:00〜13:30 小林工真「ユダヤ人のアイデンティティの研究」(青柳・井山・江畑)
13:30〜14:00 (休憩時間)
14:00〜14:30 津野文紗綺「ファシズムにおける大衆心理についての考察」(井山・城戸・宮﨑)
14:30〜15:00 (休憩時間)
15:00〜15:30 遠藤ひかる「妖怪の形態についての一考察」(井山・青柳・江畑)

時間割は変更になることがあります。変更の際は再掲示しますので注意してください。

卒業論文発表会(口頭試問)  【お知らせ】

平成25(2013)年度の人間学履修コースの卒業論文発表会(口頭試問)を下記のように行います。

とき 平成26(2014)年2月8日(土)12:00 開始
ところ 総合教育研究棟D棟3階国際センター教室
    第1・第3教室(第4・第5教室が控え室になります。)
    *時間割はブログおよびF棟5階に掲示します。

発表会(口頭試問)では、最初に発表者がA4で1枚(1400字程度)の卒業論文の概要(指導教員が確認済のもの)を審査員および傍聴者に配布し、それに基づいて5分以内で簡潔に自分の卒論について報告した後、主査・副査による口頭試問になります。
 発表者は各自で配布する概要を15枚用意してください。発表会は合計で1人あたり25分程度を予定しています。
 なお、概要は、事前に指導教員のチェックを受けてください。後日、人文学部のwebページに公開されます。
 また、この発表会は公開で実施されますので、他の学年の学生も傍聴することができます。当日はD棟の学生玄関から校舎に入ってください。

卒業論文発表会(口頭試問)終了後、恒例の懇親会(追い出しコンパ)が企画されています。別途掲示いたしますので、ぜひご参加ください。

主専攻プログラム(人間学分野)委員

2014年2月 7日

卒業論文の概要の提出について  【お知らせ】

人間学4年生(卒論提出済)のみなさんへ
みなさんの卒業論文の概要を人文学部のWebページに公開しますので、下記の要領にてメールで卒論要旨を提出してください。

〆切 2014年2月7日(金)17:00

宛先 yusuke@human.niigata...
(迷惑メール防止のため、@マークは全角に、human.niigata以下は全学共通なので省略してあります)

メールの件名は、卒業論文概要・氏名 として送ってください。
 形式 テキスト(.txt)、Word(.doc または.docx)のいずれかで
 分量 1400~1500字程度
 内容 卒業論文の概要(題目および氏名は必ず記載すること)

注意事項 
事前に卒業論文指導教員のチェックを受けてください。
写真・図版は原則として掲載しません。卒論の性格上,掲載する必要がある場合,著作権上の問題が生じないものに限ります。
過去の概要は、
http://www.human.niigata-u.ac.jp/category/education/course/#anc01-1
を参照してください。

主専攻プログラム(人間学分野)委員