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イベントの記録 アーカイブ


2015年4月 1日

祝・ご卒業!(H26年度)  【イベントの記録】

3月23日に卒業式・卒業祝賀会が行われました.卒業生のみなさん,あらためておめでとうございます! 新天地での活躍をお祈りします.また会える日を楽しみにしています.

卒業式は朱鷺メッセで行われました.その後,新潟グランドホテルにて,人文学部の卒業祝賀会が行われました.祝賀会終了後,場所を万代口の「食彩家こころ」に移して,謝恩会が開かれました.(さらにその後にも場所を移し,お話は尽きませんでした^^).皆にとって忘れがたい一日となりました.卒業されたみなさん,卒業後もぜひ人間学のフロアに遊びに来てください!

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2015年2月12日

2014年度 人間学分野 卒業論文発表会(口頭試問)  【イベントの記録】

 2015年2月8日(日),人間学分野の卒業論文発表会(口頭試問)が行われました.夕方からは追い出しコンパも行われました.

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2015年1月31日

第18回新潟哲学思想セミナーが開催されました  【イベントの記録】

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 第18回新潟哲学思想セミナーでは、講師に立命館大学の千葉雅也先生をお迎えし、「文化現象としての思弁的実在論(序説)」というテーマのもと、いわゆる「ポスト構造主義」以降広まっている「思弁的実在論」という思想についてお話しいただきました。
 2000年代後半から英国を中心に広まっているこの思想は、人間にとって事物がどう在るか、ではなく、「もの」それ自体についての在り方について語ろうとする哲学です。これまでは、我々がものを認識するとき、私からそれがどう見えているのか、というように、私の主観抜きでは語りえないとされてきました。このような相関主義の立場を批判し、我々にとっての世界ではなく、ものそれ自体における世界にアクセス可能な哲学を構想するというのが思弁的実在論です。

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2014年12月 5日

国際シンポジウム「ハイデガー、テオーリアと翻訳の使命」が開催されました  【イベントの記録】

去る11月26日アメリカ合衆国ニューヨーク州立大学バッファロー校のロドルフ・ガシェ氏を基調講演者にお迎えし、「ハイデガー、テオーリアと翻訳の使命」と題して国際シンポジウムが開催された。これは、新潟⼤大学⼈人⽂文社会・教育科学系附置「間主観的感性論研究推進センター」の主催で行なわれたものである。

最初の登壇者は本学人文学部より、栗原隆氏が「心の深処と知性の竪坑──ヘーゲル『精神哲学』の改訂を視野に入れて」と題して発表した。栗原氏の発表は、デリダを契機に、ヘーゲルの『精神哲学』に現れる「竪坑」の形象に着眼し、記憶と心の根本構造を解明するものとして、ヘーゲルが依拠していたとされるシャルル・ボネの心理学の著作にこの形象の源泉を突き止め、その隠された射程を浮き彫りにした。

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次に、西南学院大学から西山達也氏が登壇し、「世界像の時代における翻訳者の課題──ハイデガーにおけるリズム概念の翻訳をめぐって」という題で発表した。表象的思考から逃れ去るものを真理のもとに見守る思考のありかたをハイデガーは「省察(Besinnung)」と呼び、来たるべき時代の思索の課題とした。本発表では、ハイデガーによる「リズム」概念の翻訳をめぐる諸問題を精査することにより、翻訳の理論(テオーリア)と実践(プラクシス)を通していかにしてハイデガーはこの思索の課題を遂行しようとしていたのかが追究された。

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最後に、ロドルフ・ガシェ氏の基調講演が「いまだ来たるべきものを見張ること」と題して行なわれた。本講演は、ハイデガーの1953年の講演「科学と省察」をもとに「科学とは現実的なものの理論である」と述べた一文から出発して、その「理論」の含意と射程を探ろうとする試みである。ガシェ氏は、ハイデガーのテクストの周到な精読を通じて、古代ギリシアにさかのぼるテオレインの諸要素を解明するとともに、それがいかに近代的な意味での理論と異なるものなのか、のみならず、それを(ハイデガーのように)古代ギリシアに遡源しようとするのではなく、それとは別の来たるべき「省察」としてのテオーリアの可能性を、ハイデガーのテクストそのものの微細な動きを読み抜くことを通じて新たに開拓しようとするのである。

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質疑応答はガシェ氏を中心に終始活発に行われ、予定の時間を一時間オーバーしてくり広げられた。ガシェ氏が遂行的に用いている「active」という用語系の含意、「a world」と「the world」の用法の違い、翻訳を通した「表象」概念の思想史的な展開を問うもの、ハイデガーの技術論との関連等々、さまざまな論点に及び、討議からは、まさに来たるべき哲学の使命として思考と翻訳とが交錯する要所がいくつも素描されたように思われる。

今回ガシェ氏のテクストの翻訳に串田純一氏、会場での通訳に吉国浩哉氏、ダリン・テネフ氏のお世話になった。あらためて感謝を。また、九州から足を運んでいただいた西山達也氏、そして基調講演のためにはるばるアメリカからお越し下ったロドルフ・ガシェ氏に、刺激的な討議の場を与えていただいたことに関し、いま一度厚く御礼を申し上げる次第である。

2014年10月14日

卒論中間発表会お疲れ様でした  【イベントの記録】

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2014年8月17日

第17回新潟哲学思想セミナーが開催されました  【NiiPhiS】

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 第17回新潟哲学思想セミナーでは、講師に神戸女学院大学の大橋完太郎先生をお迎えし、「啓蒙の盲点、啓蒙批判の盲点」というテーマでお話いただきました。
 第二次大戦後にアドルノとホルクハイマーの『啓蒙の弁証法』によって、18世紀以来の啓蒙思想は批判を受けました。しかし18世紀のフランス、ひいてはヨーロッパの知識人たちによる啓蒙の活動と、アドルノらによって告発された啓蒙の姿には差異があるのではないか、そしてその差異はいかなるものか。お話しでは主にこの問いが扱われました。

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2014年7月 2日

第16回新潟哲学思想セミナーが開催されました  【NiiPhiS】

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[文責=新潟大学大学院現代社会文化研究科 博士課程 高畑 菜子]

第16回新潟哲学思想セミナーは、講師に古田徹也先生をお迎えして、「行為と行為でないものの境界」というテーマで開かれました。ご講演は、行為という概念の奥行きを広げるだけ広げたうえで、そこで捉えきれないものをどう考えるか、というものでした。

古田先生によれば、行為論は、「私が手をあげるという事実から、私の手があがるという事実を引いたら、後には何が残るのか」といウィトゲンシュタインの問いが起点となっています。たしかに行為を意図や意志の有無で特徴づけるという考え方が支配的ではありますが、しかし意図的行為はあくまでも行為の一側面にすぎません。実際には「意図せざる行為」が世の中にあふれているわけですから、ここであらたに、「(図らずも)やってしまったという事実から、起こってしまったという事実を引いたら、後には何が残るのか」という問題が生じてきます。ご講演はおもにこの問題の解答を探る試みでした。

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2014年6月23日

卒論構想発表会お疲れ様でした  【イベントの記録】

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2014年3月28日

祝・ご卒業!(H25年度)  【イベントの記録】

3月24日に卒業式・卒業祝賀会が行われました.卒業生のみなさん,あらためておめでとうございます! 新天地での活躍をお祈りします.また会える日を楽しみにしています.

卒業式は朱鷺メッセで行われました.その後,万代シルバーホテルにて,青柳先生が司会をなさる中,卒業祝賀会が行われました.成績優秀者の表彰もありました.祝賀会終了後,場所を南口の「葱ぼうず」に移して,謝恩会が開かれました.栗原先生も,海外出張から直帰で駆けつけてくださいました.皆にとって忘れがたい一日となりました.卒業後も,人間学のフロアに遊びに来てください!

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2014年2月11日

2013年 人間学合宿の記録  【イベントの記録】

2013年8月10日から11日にかけて、田上町にある旅館「初音」を会場として、人間学合宿が行われました。2日間にわたり、ゲームや談笑で、学年の垣根を越えて交流することができました。2日目には、旅館のすぐ近くにある護摩堂山の散策が敢行されました。

 

宿に到着すると、早速大部屋に移動し、レクリエーションが行われました。まず、コピー用紙を折ったりしていかに高く積み上げられるかというゲームが行われました。三つのグループに分かれ、それぞれに先生が一人配置されました。各チームとも、さまざまな趣向を凝らしていました。そして、トランプを使ったゲームを行いました。トランプとルールが書かれた紙が配られ、ルールを見せ合ったりトランプを交換してポイントを集めるという、少し複雑なゲームでありました。これもチーム対抗で、白熱した頭脳戦が繰り広げられました。

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食事は、田上の旬野菜・山の幸をふんだんに使った昔ながらの山菜料理、日本海の海の幸で彩られた和食・イタリアンなどを振舞っていただきました。さらに、湯田上の天然温泉で、疲れを癒すことができました。ちなみに「初音」は大小とりどりの虫の住処となっていました。しかし、新しくとてもきれいな施設でした。

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夕食後の懇親会では、先のゲームで上位になった人々に、先生方が選んでくださった景品が贈られるとともに、4年生一同から幹事の方にねぎらいの意を込めて、お菓子が渡されました。さまざまな学年の学生が一堂に会する機会は多くないので、大変に盛り上がりました。会場であった大部屋を退出したのちも、宴会は寝室の一つに会場を移して、さらに続いたようです。

 

2日目に行われた護摩堂山登山は、日ごろの体力作りの大切さを痛感させるものでした。8月らしい日照・気温・湿度のもと、二日酔いなどみじんも感じさせず山道をするすると登ってゆく人と、そうでない人の差が大分開いていました。頂上からは田上町を一望することができました。

 

以上で合宿の日程は終了し、無事、帰途につきました。

合宿には大勢の方が参加し、普段授業などでは顔を合わせない教員や学生とも親睦を深めることができました。参加者のみなさんのおかげで、大変楽しく、有意義な合宿となりました。今後もこのような機会があることを願っています。   (4年 津野 記)

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