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2013年6月 アーカイブ


2013年6月25日

【新刊】福田先生の著書『対人関係の言語学』刊行!  【お知らせ】

2538.jpg   福田 一雄 著

  対人関係の言語学
  ポライトネスからの眺め

  
  開拓社
  46判・224頁
  税込定価 1995円
  ISBN978-4-7589-2538-9
  2013年6月27日発行
  出版社紹介ページ

【本書の紹介文】
 沈黙するか、そっと伝えるか、ずばり言うか、それとも意図を明示し、かつ聞き手に配慮して話すのか。本書は、言語の対人関係的機能をBrown & Levinsonのポライトネス理論から考察しています。ポライトネスは、敬語や「丁寧さ」とどう違うのでしょう。理論言語学的議論に加えて、筆者の私的視点も思い切って導入している点が本書の特徴です。楽しく読める語用論の入門書です。

2013年6月 1日

卒論構想発表会お疲れ様でした  【イベントの記録】

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2013年6月15日

ヴェルマーにおける参加者の視点  【NiiPhiS】

N14 第14回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

著書書影 ヴェルマーにおける参加者の視点

講師 松本 大理(山形大学講師)

日時 2013年6月15日(土) 15:00~17:30
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   人文社会科学系棟 第1会議室 (B棟2階)

アーペルやフランクフルト学派の第2世代のハーバーマスは、コミュニケーションの遂行論的な合理性のうえに道徳的規範を根拠づけるという討議倫理学の構想によって、現代思想に転回点をもたらし、広範な影響を与えた。フランクフルト学派の第2.5世代ともいえるアルブレヒト・ヴェルマー(Albrecht Wellmer)は、カントにまでさかのぼりつつ、討議倫理学をさらに可謬主義的な観点から批判することで、新たな可能性を模索している。──

第14回の新潟哲学思想セミナーは講師に、一昨年カントと超越論的遂行論における道徳の基礎づけについて単著を刊行された松本大理氏をお迎えします。討議倫理学への入門を経て、ヴェルマーにおける討議の「参加者の視点」の考察に焦点をあわせて、現在的な思考の最前線に挑戦するセミナーになります。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。


◎ 講師プロフィール
松本大理(まつもと・だいり) 北海道大学文学研究科修士課程修了、ケルン大学哲学博士(2011年)。現在、山形大学地域教育文化学部講師。専門は哲学・倫理学。単著に Moralbegründung zwischen Kant und Transzendentalpragmatik. Von der transzendentalen Begründung zur Faktizität des Moralischen (Tectum Verlag, 2011)、共訳書にヴェルマー『倫理学と対話──道徳的判断をめぐるカントと討議倫理学』(法政大学出版局、2013年)。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった新しい公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。予約等はいっさい必要ありません。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助・城戸 淳)
共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
お問い合せは城戸まで


→ ポスターはこちら

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