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2016年1月 アーカイブ


2016年1月18日

形は本質を顕しているのか?  【お知らせ】

人文社会・教育科学系附置「間主観的感性論研究推進センター」公開研究会

「形は本質を顕しているのか?」

日時:2016年1月18日(月=全学休講日)

会場:総合教育研究棟 D301(カンファランスホール)

プログラム

15:00~15:20 栗原 隆「ヘーゲルにおける電気と磁気」

15:30~16:40 古田徹也「形態学としてのウィトゲンシュタイン哲学──ゲーテとの比較において」

16:50~18:20 番場 俊「観相学、エイゼンシテイン、そして私たち」

問い合わせ先 栗原隆:E-mail:kurihara@human.niigata-u.ac.jp

2016年1月22日

視覚と言語はどのように齟齬をきたすのか──『視覚文化「超」講義』再論  【お知らせ】

ishiokabook1.jpg 第20回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)

視覚と言語はどのように齟齬をきたすのか
『視覚文化「超」講義』再論


講師 石岡良治(批評家、表象文化論研究)
コメンテーター 石田美紀(新潟大学准教授)

日時 2016年1月22日(金) 18:15~19:45
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   総合教育研究棟 D-301(旧地域国際交流促進室)

 長編小説の出来事の連鎖をたどろうとするとき、私たちはいくつもの「場面」を空間的に思い描き、場面同士の接続や断絶に注意を払う。そうした「場面」の想定によって物語の全体は一望可能になるように思われる。では、映像経験ではどうか。出来事の連鎖は、同じように全体の眺望として与えられるだろうか。それどころか、まさに全体の一望不可能性によってはじめて当の出来事の連鎖は成り立っていると言えないだろうか。そうした視覚と言語の齟齬は、私たちに何を考えさせるだろうか──

ishiokabook2.jpg  第20回の新潟哲学思想セミナーは、講師に石岡良治氏をお迎えします。石岡さんは、ジル・ドゥルーズらの現代思想から、マンガ、映画、アニメといったポピュラー文化や視覚文化の研究や批評活動に至るまでさまざまな分野にわたって幅広く活躍されています。今回のセミナーでは、大きな反響を呼んだ石岡さんの近著『視覚文化「超」講義』の論点を新たな角度から取り上げ直し、さらに本学人文学部より、石田美紀さんにもコメンテーターとして登壇いただき、視覚文化論の面白さや奥深さをめぐって、石岡さんとともに論じてもらう予定です。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。


◎ 講師プロフィール:石岡良治(いしおか・よしはる) 1972年生まれ。批評家。表象文化論・ポピュラー文化研究。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。青山学院大学、跡見学園女子大学、大妻女子大学、神奈川大学、鶴見大学、明治学院大学ほかで非常勤講師。著書に『『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社、2014年)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社、2015年)他。
TwitterID: @yishioka

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。参加費、予約等は不要です。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー(世話人=宮﨑裕助)
共催:新潟大学人文学部研究プロジェクト支援経費/同 哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで


→ ポスターはこちら

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