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2017年8月 7日

ギリシア哲学史の可能性  【お知らせ】

第27回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)第27回NiiPhiSポスター(最終版)-1.jpg

ギリシア哲学史の可能性 

講師 納富信留(東京大学教授)  


日時 2017年9月14日(木) 16:30~19:00
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   総合教育研究棟D棟1階大会議室

プログラム 

16:30~17:20 栗原隆(新潟大学) 色と心──ヘーゲルによるゲーテの「色彩論」の受容

17:30〜18:30 納富信留(東京大学) ギリシア哲学史の可能性

18:30~19:00 *延長の場合あり

   フリーディスカッション
   司会:宮﨑裕助(新潟大学)


古代ギリシア哲学を過去の思想としてではなく、生きた思索の場に生かすために、私たちはどう考えるべきか。プラトンやアリストテレスといった偉大な哲学者だけでなく、ギリシアの哲学を全体として捉える視野を「複眼的ギリシア哲学史」として提案したい(本発表は、5月20日の日本哲学会大会シンポジウムでの報告内容を発展させるものである)。


41T4HYD24PL.jpg第27回新潟哲学思想セミナーは、講師に納富信留氏をお迎えします。納富氏は、初期ギリシア哲学から、ソフィストの思潮とソクラテス、プラトンやアリストテレスらの古典期哲学までを主な研究対象とされています。そのなかで、どのようにして哲学が成立したのかを解き明かすことを研究テーマとされています。今回のセミナーでは、ギリシアの哲学を全体として捉えることで、哲学史研究の哲学的意義を新たに提示するといった内容で講演していただきます。多くのみなさまのご来場をお待ちしております。

 


◎ 講師プロフィール:納富信留(のうとみ・のぶる)1965年生まれ。東京大学文学部教授。東京大学大学院博士課程を経て、英国ケンブリッジ大学古典学部にてPh.D.を取得。専門は、西洋古代哲学、西洋古典学。古代ギリシアの知的潮流のなかで、いかにして哲学(フィロソフィア)が誕生したのかを明らかにすることを研究テーマとしている。国際プラトン学会(元会長)など、海外でも勢力的な研究活動を展開している。著書に『ソフィストと哲学者の間』(名古屋大学出版会、2002年)、『ソフィストとは誰か?』(ちくま学芸文庫、2015年)他。

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは 
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。参加費、予約等は不要です。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー
共催:新潟大学間主観的感性論研究推進センター/同 人文学部哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで
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→ポスターはこちら

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