ベルクソン『物質と記憶』研究の最前線 【NiiPhiS】
ベルクソン『物質と記憶』研究の最前線
原健一(北海道大学) ベルクソンの記憶の哲学
岡嶋隆佑(新潟大学) いかにして記憶は日付を有するか:純粋記憶理論の一側面
天野恵美理(高崎経済大学) ベルクソンの記憶論における再認の問題
日時:2021年12月29日(水)15:00~17:20
参加無料
開催方法:Zoomミーティング(要事前登録)+対面(登壇者)
事前登録先: https://zoom.us/meeting/register/tJApf-GuqTsvHdYvc4EhdqyOlYmLyULACz5L
※録画、録音はお控えください
登壇者プロフィール
原健一:北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP) 博士研究員。主な論文に「「意識の諸平面」の理論におけるベルクソンの哲学的方法について――『物質と記憶』の一般観念論をめぐって 」(日本哲学会編『哲學』第71号、2020年)、「The Origins of Presentism ― On Bergson's Concept of "My present" in Chapter 3 of Matter and Memory 」(An Anthology of Philosophical Studies, Vol. 13, 2019)がある。
岡嶋隆佑:新潟大学人文学部准教授。訳書に、ベルクソン『時間観念の歴史:コレージュ・ド・フランス講義 1902-1903年度』(平井靖史・藤田尚志・木山裕登との共訳、書肆心水、2019年)、主な論文に「初期ベルクソンにおける質と量の問題」(日本哲学会編『哲學』第71号、2020年)など。
天野恵美理:高崎経済大学非常勤講師。主な論文に、「ベルクソン『物質と記憶』における「私の知覚」の形成段階について――二章のヴァリアント との比較を通じて――」(『メタフュシカ』、大阪大学大学院文学研究科哲学講座、46 号、2015 年)、翻訳として、カミーユ・リキエ「『物質と記憶』と形而上学の直観的再興――純粋理性の第四誤謬推論と第一・第二アンチノミー」(平井靖史・藤田尚志・安孫子信編『ベルクソン『物質と記憶』を診断する』所収、書肆心水、2017年)、フレデリック・ヴォルムス「『物質と記憶』における生」(平井靖史・藤田尚志・安孫子信編『ベルクソン『物質と記憶』を再起動する』所収、書肆心水、2018年)などがある。
新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは2009年に新潟大学を中心に立ちあがった公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。参加費不要です。どなたでもご自由にご参加ください。
問い合わせ先:岡嶋隆佑(ポスター内のアドレスへメールでお問い合わせください)