『知のトポス』第5号刊行のご案内 【お知らせ】
本誌は、哲学・思想史の分野において重要な役割を果たしながら、これまで十分に注目されてこなかった論文やテクストを翻訳し紹介する目的で編まれ、今号で、5冊目(前身の『世界の視点──変革期の思想』を入れると6冊目)を数えています。
既刊分は、哲学研究者を中心とした学会や研究会等で無料配布され、好評を得てきましたが、これまで告知が十分ではなかったこともあり、たびたび問い合わせをいただくことがありました。今後は本ブログにおいて、目次等を含め、ご案内させていただきます。
■『知のトポス──世界の視点』第5号(2010年3月刊、全188頁)
目次:
C・L・ラインホルト「道徳と宗教との間の必然的な連関についての、理性批判の結論」 栗原隆・阿部ふく子・大塚貴匡・福島健太・保坂希美訳
J・G・フィヒテ「シュミット教授によって樹立された体系と知識学との比較」栗原隆・阿部ふく子訳
ジャコブ・ロゴザンスキー「「Ungeheuerなもの」の限界で──カント『判断力批判』における崇高と怪物的なもの」宮﨑裕助訳
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深澤助雄「観得と形象」
深澤助雄「シンボルの受胎」