2017年2月 3日

卒業論文の概要の提出について  お知らせ

人間学4年生(卒論提出済)のみなさんへ
 みなさんの卒業論文の概要を人文学部のWebページに公開しますので、下記の要領にてメールで卒論要旨を提出してください。

〆切 2017年2月3日(金)17:00

宛先 kaoru@human.niigata...
(迷惑メール防止のため、@マークは全角に、human.niigata以下は全学共通なので省略してあります)

メールの件名は、卒業論文概要・氏名 として送ってください。
  形式 Word(.doc または.docx)(題目を「見出し1」に設定してください。)
  分量 1400~1500字程度(必ずA4一枚に収めてください。)
  内容 卒業論文の概要(題目および氏名は必ず記載すること)

注意事項 
 事前に卒業論文指導教員のチェックを受けてください。
 写真・図版は原則として掲載しません。卒論の性格上,掲載する必要がある場合,著作権上の問題が生じないものに限ります。
 過去の概要は、
http://www.human.niigata-u.ac.jp/category/education/program/
を参照してください。

主専攻プログラム(人間学分野)委員

2017年1月27日

理性の光と翳──ドイツ啓蒙思想のアクチュアリティ  お知らせ

19世紀学研究所・19世紀学学会学術講演会

 

 「理性の光と翳 ドイツ啓蒙思想のアクチュアリティ」

     阿部ふく子(新潟大学人文学部准教授)

 

日時 2016年1月27日(金)16時30分~18時30分
 場所 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 大会議室

 入場無料、事前予約不要

問い合わせ先 19世紀学研究所 E-mail: 19.php.png

→ポスターはこちら

2017年1月25日

第24回新潟哲学思想セミナーが開催されました。  NiiPhiS

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第24回新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)は、講師に月曜社取締役、編集者の小林浩さんをお招きし、「人文書出版の希望と絶望」というテーマのもと開催されました。当日は雪という悪天候の中、各専攻の先生方や学生をはじめ、書店員の方にもお越しいただきました。今回の小林さんのお話では、出版業界という視点から人文書の現在と未来、そこに存在する希望と絶望が語られました。

序盤では、出版業界人の抱えている矛盾や編集の在り方から絶望について述べられました。小林さんによれば業界人の抱える矛盾とは、①文化と産業のあいだで引き裂かれる(値段をつけようがないものに値付けする)、②わかり合い分かち合いたいが届かないこともある(価値観をめぐる齟齬と争い)、③立ち止まりたいが立ち止まれない(市場のスピードへの対応)の三点があるといいます。

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特に①における価格設定について、会社規模や取り扱う種類により大きく異なる点がとても興味深かく聞くことができました。部数は、大きい会社はたくさん、小さい会社は少なめであり、さらに人文書を積極的に置いてくださる書店は決して多くないそうです。そのため、どうしても人文書の単価は高くなってしまうという悩みがあります。また、全国的に見て書店数は減少傾向にあり、人文書をとりまく環境はますます厳しいものになっています。

「編集」自体が変化しているという時代の流れについても、人文書をとりまく環境の厳しさのなかで挙げられていました。大手出版社は紙媒体以外のコンテンツ事業に乗り出しています。その背景には、紙媒体の制作だけでは利益が十分に出ないので、キャラクターグッズ開発や映画化・ドラマ化・ゲーム化など著作権ビジネスを多角化させるという考えがあります。しかしながら、人文書をはじめとする学術書は多角化に困難があります。総合的なコンテンツ産業への脱皮が当たり前となる出版業界において、人文書は固有の価値を提供していく必要があります。

IMG_3280.JPG一方で、小林さんは人文書の希望を読書の共同性や人文書のオルタナティヴ性から述べられました。読書の共同性とは、読書とは読者がいることで成立するという共伴性です。筆者と著書は、例えるならば人間とゾンビであるといいます。筆者の頭の中には著書の行間にも内容がありますが、読者の中にはありません。この行間の内容を読者が個々で埋めることで、肉体だけの著書は初めて精神を得られるのだそうです。オルタナティヴ性とは、人文書が新たな視野や価値観を気付かせてくれるオルタナティヴな装置として存在するということです。この二点の希望を人文書の価値として提供していく必要があるのだということでした。

今回のお話では、出版業界という視点から人文書をとりまく環境について知ることができました。出版業界という世界は、我々学生はあまり触れることのない世界です。そのような業界でご活躍なされている小林さんだからこそ気付ける希望と絶望を、この度のNiiPhiSで伺うことができ、私たち自身の視野も少し広がったのではないかと思います。

また人文書の価値に希望を置くとなると、紙の人文書と電子媒体の人文書のどちらの希望ともなります。小林さんはお話の中で、紙の人文書の良さとして空間の利用を挙げられました。紙の本が並べられている書店を散歩することで、意図しない本との出会いが生まれ、新たな視野で世界を見ることができるといいます。「紙の良さ(希望)を広めるのは誰が行うべきか」という私の個人的な質問に対し、小林さんは「どの立場の人でも構わない。出版業界人をはじめ、司書や書店員さん、読者が行っても構わない。様々な立場の人が紙の良さを伝えあう交流の場がたくさんあったら良いですよね」という旨の回答をくださいました。

最後になりましたが、今回のセミナーのために遠方からお越しいただいた小林浩さんに感謝を申し上げ、拙文ではありますが第24回哲学思想セミナーの報告とさせていただきます。

[文責=新潟大学人文学部人文学科 心理・人間学プログラム専攻  藤木郁弥]

2017年1月20日

人文書出版の希望と絶望  お知らせ

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 人文書出版の希望と絶望


講師 小林 浩(編集者、月曜社取締役)


日時 2017年1月20日(金)18:15~19:45
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   総合教育研究棟 D-301


1990年代半ばから20年以上続いている出版不況。その終わりは今なお見えず、負の連鎖は静かに続き、著者、出版社、取次、書店、読者を取り巻く現実は変化を重ねている。ネット書店や複合型書店の台頭、電子書籍や「ひとり出版社」の出現など、新しい潮流が生まれる一方で、雑誌の廃刊休刊や総合取次の倒産などが相次ぎ、戦後の出版界を支えてきた経済的物流的基盤は崩れつつある。こうした現実のなかで人文書に未来はあるのか。零細出版社における経営、編集、営業の現場から分析し、証言する。

◎ 講師プロフィール 小林浩(こばやし・ひろし) 1968年生まれ。月曜社取締役。早稲田大学第一文学部を卒業後、未來社、哲学書房、作品社を経て、2000年12月に月曜社設立に参画。編集・営業の両面で人文書出版に携わる。特にイタリア現代思想やデリダ以後の欧米思想の翻訳書を手掛けることが多い。氏が長らく運営してきた「ウラゲツ☆ブログ」は人文書業界人の必見のサイトである。 http://urag.exblog.jp

◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは
2009年から新潟大学を中心に活動を続けている公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。参加費・事前予約は一切不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー
共催:新潟大学人文学部 哲学・人間学研究会
お問い合せは宮﨑まで



→ポスターはこちら

2016年12月 1日

卒業論文研究計画書の提出について  お知らせ

心理・人間学プログラム人間学分野の3年生(来年度末卒業予定者)へ

人間学分野に所属する来年度末卒業予定の学生は,1月10日までに卒業論文研究計画書を必ず提出するようにしてください.
 この計画書は,卒業論文作成に向けた作業の第一歩となります.計画書には、下記の内容をA4用紙1~2枚を用いて的確かつ簡潔に書いてください.
 提出された計画書にもとづいて来年度の卒論指導教員を決定します.指導教員の決定がなされないことには,卒業論文の単位も認められないことになりますので注意してください.

1 研究の課題(題目)
 2 論文の概要と今後の研究計画
 3 使用文献、参考文献


提出期限 2016年1月10日(火)午後1時
提出先  青柳研究室(F591)  *不在のときはドアの前の箱に入れてください

2016年11月28日

第23回新潟哲学思想セミナーが開催されました。  NiiPhiS

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第23回新潟哲学思想セミナーは、講師に九州産業大学の藤田尚志先生、福岡大学の宮野真生子先生、さらに学部を超えて新潟大学法学部から大島梨沙先生をお招きし、「家族の『きずな』を哲学する――私たちをつなぐものはどこにある?」というテーマのもと開催されました。本学人文学部からも宮﨑裕助先生、阿部ふく子先生が講師として登壇され、計5人の先生にお話いただきました。以下、今回のセミナー内容をご紹介させていただきます。

IMG_3064JPG.JPG阿部先生のお話は、ヘーゲル哲学が家族をどのように捉えているかというものでした。ヘーゲルにおいて、家族は確かに倫理的共同体ではあるが、(国家と比べると)絶対的持続は求めることはできないものであると言います。家族の絆は、確かにあるが、それは弱いものだとヘーゲルは捉えていたということでした。

宮﨑先生は、親子関係、なかでも親子関係の「きずな」について、デリダの哲学を用いて問い直そうというお話でした。家族の絆は、遺伝子や血といった生物学的な事実に還元できるのではなく、人と人が「信じる」ことによるものではないか、ということでした。

藤田先生のお話は、ヘーゲル、デリダ、バトラーの『アンティゴネ―』読解を通して、家族関係を考えるというものでした。それらの読解を見ていくことで、例えば家族関係において男性=父親、女性=母親なのか、カップルモデルが家族の条件なのか、新たな家族関係を考える可能性を与えてくれるのではないかということでした。

IMG_3068.JPG宮野先生は、近代日本哲学から「愛ある結婚」「愛ある家族」のイメージに託されているものについて述べられました。「結婚」というものを愛・性・家族という三位一体から捉えられました。そして、日本人の理想とされている結婚の状態を、理想の家族No.1とされている田中将大夫婦を例に挙げつつ「好きになって(愛)、子どもを作り(性)、温かい家庭を築く(家族)」という状態と考えられているとされました。そこから、そのような結婚は果たして自由・平等なのかというお話をしていただきました。

大島先生は、家族の「きずな」と法の役割を結婚制度と契約制度との比較より述べられました。契約制度の中には、フランスの「民事連帯契約(パックス制度)」とよばれる共同生活のための特殊な契約が存在しており、大島先生はこの制度と結婚制度を比較されました。その結果、家族の「きずな」における法の役割として、⑴「きずな」の可視化、⑵「きずな」の保障、⑶「きずな」の選別という三つを挙げられました。

今回のセミナーでは、最も身近な共同体といっても過言ではない「家族」の在り方について、哲学や法制度を通じ深く考えるという貴重な機会となりました。中には一般の方で、自身の家庭とセミナー内容を照らし合わせ、新たな発見をされた参加者の方もいらっしゃいました。

最後になりましたが、今回のセミナーのために遠方からお越しいただいた、藤田先生、宮野先生、及び法学部よりご参加いただきました大島先生に感謝を申し上げ、拙文ではありますが第23回哲学思想セミナーの報告とさせていただきます。

[文責=新潟大学人文学部人文学科 心理・人間学プログラム専攻  藤本雅也、藤木郁弥]

 

2016年11月21日

世界の言語で読む Le Petit Prince  江畑 冬生

11/23(水),外語祭(東京外国語大学の学園祭)の企画 "世界の言語で読む Le Petit Prince" の中で,「世界の言語の多様性:「語」に含まれる情報に着目して」と題する講演をします!

http://lingdy.aacore.jp/jp/activity/-le-petit-prince111923-2.html

2016年11月18日

家族の「きずな」を哲学する──私たちをつなぐものはどこにある?  お知らせ

第23回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS) 特別企画

家族の「きずな」を哲学する──私たちをつなぐものはどこにある?

日時 2016年11月18日(金) 16:30~19:30
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス 総合教育研究棟 D棟1階 大会議室

  *入場無料、事前予約不要。お気軽にご参加ください。

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第1部(16:30-17:55)
阿部ふく子(新潟大学)「自然な倫理としての愛と家族──ヘーゲル哲学からの考察」
宮﨑裕助(新潟大学)「家族への信──デリダと「きずな」の問い」
藤田尚志(九州産業大学)「家族の脱構築──ヘーゲル、デリダから出発して」

第2部(18:15-19:30)
宮野真生子(福岡大学)「私たちは「愛」に何を託しているのか──近代日本の精神史から考える」
大島梨沙(新潟大学)「家族の「きずな」と法の役割──結婚制度を手掛かりに」

共同討議&フリートーク

主催:新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)
共催:科学研究費 基盤(C)「近代家族の解体から愛・性・家族の哲学的基盤の構築へ──変容する身体性を核として」課題番号16K02152(研究代表者 宮野真生子)


お問い合せは宮﨑まで


→ ポスターはこちら

2016年10月15日

人文カフェ「今、心と身体を考える」が開催されます  お知らせ

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ポスターのダウンロード

思索の秋。人文カフェ「今、心と身体を考える」が開催されます。
心とは?身体とは?そして両者のつながり、すれ違いとは?
----心と身体をめぐる心理学と哲学の話を聞き、お茶をしながら気軽に語り合うカフェ形式のイベントです。どなたでも自由にご参加いただけます。

 

開催日程とプログラム

   2016/9/17(土)

     15:00-16:30 鈴木光太郎
                          「ヒトの心と身体はこう進化した」
     16:45-18:15 栗原 隆
                            「空気を分け持つ気持ち、雰囲気を共有する気分」

   10/15(土)
     15:00-16:30 白井 述
                             「心身の発達を科学する」
     16:45-18:15 太田絋史
                             「現代の自由意志論」
   10/29(土)
     15:00-18:30 阿部ふく子
                             「心と身体をめぐる哲学対話」
         ゲスト:梶谷真司(東京大学)
             塩原典子(ヨガインストラクター)
   11/12(土)
     15:00-16:30 福島 治
                             「自己認知の状況的変動」
     16:45-18:15 宮﨑裕助
                             「家族を哲学する」
   11/26(土)
     15:00-16:30 新美亮輔
                            「手は口ほどにものを言う?――手の認知の心理」
     16:45-18:15 井山弘幸
                             「笑いと健康」
                                            (以上、新潟大学人文学部教員)

会場 新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」 (PLAKA1 二階)
参加費無料 ※会場では有料にてコーヒーをご注文いただけます。
事前登録制 参加申し込みは こちらから
 (別ウィンドウでGoogleフォームの入力画面が開きます。)
    ※登録なしでもお越しいただけますが、事前に人数を把握させていただきたいため、できるだけ登録をお願いいたします。

主催: 新潟大学人文学部附置 地域文化連携センター
お問合せ先: 栗原 隆(新潟大学人文学部教授)
                       kurihara[at]human.niigata-u.ac.jp
                      ([at]を@に換えて送信してください。)

2016年10月10日

卒業論文題目届について  お知らせ

卒業論文題目届の締め切りは、10月17日(月)17:00です。

指導教員の承認を得て提出してください。

よろしくお願い申し上げます。

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