2018年2月10日

卒業論文の概要の提出について  お知らせ

人間学4年生(卒業論文提出者)のみなさんへ
卒業論文の概要を人文学部のWebページに公開しますので、下記の要領にてメールで概要を提出してください。

〆切 2018年2月10日(土)17:00

宛先 ebata@human.niigata...
(迷惑メール防止のため、@マークは全角に、human.niigata以下は全学共通なので省略してあります)

件名およびファイル名を 卒業論文概要(氏名) とすること。
  形式 Word(.doc または.docx)(題目を「見出し1」に設定してください。)
  分量 1400~1500字程度(必ずA4一枚に収めてください。)
  内容 卒業論文の概要(題目および氏名は必ず記載すること。学籍番号不要)

注意事項 
 事前に卒業論文指導教員のチェックを受けてください。
 写真・図版は原則として掲載しません。卒論の性格上,掲載する必要がある場合,著作権上の問題が生じないものに限ります。
 過去の概要は、
http://www.human.niigata-u.ac.jp/category/education/program/
を参照してください。

主専攻プログラム(人間学分野)委員

2018年2月 3日

2017年度 人間学分野 卒業論文発表会(口頭試問)  イベントの記録

2018年2月3日(土)に、人間学分野の卒業論文発表会(口頭試問)が行われました。

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口頭試問のあとは、第一食堂で恒例の追いコンがありました。

4年性はもちろん、3年生や院生も参加し、終始和やかな雰囲気で楽しい会となりました。

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卒業論文発表会(口頭試問)  お知らせ

平成29 (2017) 年度の人間学分野の卒業論文発表会(口頭試問)を下記のように行います。

とき 平成30 (2018) 年2月3日(土)12:00 ~18:30
ところ 総合教育研究棟D棟3階国際センター教室1,2(控え室 3)

発表者はA4で1枚(1400字程度)の卒業論文の概要(指導教員が確認済のもの)を審査員および傍聴者に配布してください。冒頭で概要に基づき論文内容を説明してください(5分以内)。その後、主査・副査による口頭試問に移ります。副査への論文提出締切は1/19(金)です。


発表者は概要を40部用意してください(指導教員のチェックを受けること)。論文の概要は後日、人文学部のwebページにて公開されます。


当日、発表者の皆さんには人文学部の「カリキュラム満足度アンケート」を配布します。発表会終了までに、回答した用紙を必ず主専攻プログラム委員に提出するようにしてください。この発表会は公開で実施されますので、他の学年の学生も傍聴することができます。


卒業論文発表会(口頭試問)終了後、恒例の懇親会(追い出しコンパ)が企画されています。別途掲示いたしますので、ぜひご参加ください。

人間学卒論口頭試問2017年度時間割.pdf

2018年1月28日

松森晶子(他)『日本語アクセント入門』 書評と正誤表  言語学

2017年度2学期の「言語学演習」では松森(他)(2012) を通読しました.本書を選択した主な理由は次の通りです:

・「言語事実に基づいて言語分析を行う」ことの訓練として,日本語アクセントにおける音声的事実から音韻論的解釈を引き出すことを事例として学べる

・母語話者が無意識に活用している知識や法則を改めて掘り起こすことの訓練として,文字に書かれることのない点でアクセントが適している

・日本語諸方言の分析は,(個々人で事情の異なる既習言語とは異なり)ゼミ生の誰にとっても平等になる形で「非母語研究」を行うことが可能

・方言間の比較や通時的資料の検討を通じて,共時的研究だけでなく通時的研究にも触れることができる

本書が入門書として優れていることは間違いありません.しかしながら管見の限りでは,ローレンス (2013) を除き書評が出ていないようです.一方で「言語学演習」を通じて,新たに訂正すべきと思われる箇所も見つかりました.今後,本書を読む方々のためにも,ここに書き留めておきたいと思います.以下の正誤表作成にあたっては,「言語学演習」受講生諸君の多大なる貢献に感謝いたします.

[第1章] アクセントとは何か

[第2章] アクセントのしくみ

[第3章] アクセントの規則
 p.34の(2): 「平板型」には「起伏型」(仮定形)も含まれる.たしかに対立は保たれているが命名を「平板タイプ」などにして工夫する余地がある

[第4章] 助詞のアクセントと句音調
 p.53のコラム下から2行目: 下げ核の表記は(*)ではなく(')で良い

[第5章] 2型アクセント-鹿児島方言 
 p.66の(11):「ナッ」は下降調表記をすべきでは?
 p.70の(18): 「〇〇式」を複合語とは断言しにくい.本書では他の箇所でも複合と派生の区別があいまいである

[第6章] 3型アクセント-隠岐島の方言

[第7章] アクセントの単位
 p.97の(4)など: 上線による音調表記は音声実質に近づけているのか音韻解釈を施したものなのか,揺れているようだ.例えば2拍目が促音「ケッコンシキ」では3拍目から高くする(音声的)のに対し,2拍目が長音「ニューシャシキ」では2拍目から高くしている(音韻解釈を施している)
 p.99の(6): 東京方言における「担う単位」としての音節を設定するメリットはあるのだろうか?(拍だけで考えた方が経済的のように思う).この分析では「拍」「音節」「主母音」と説明の道具が多くならざるを得ない.
 7.4節: 「後ろから2つ目」の意味する内容が「拍」((10)の2行上)と「音節」((10)の1行下)で揺れる

[第8章] 声調のある方言
 p.109の(3): 4拍語のL1のモーラ数を示す〇が1つ足りない
 p.120の(14)(エ): 「⑥上昇式」に対する説明がない

[第9章] 外来語のアクセントと生産性
 p.127の下から2行目: アクセント核の位置に誤り.正しくは「アルバ´イト」(ローレンス (2013) にも指摘あり)
 p.129の4行目: 「ナガネギ」は平板型の方が一般的なので代わりに「タマネギ」を用いるのはどうか
 p.131の(8c)が欠けている(代わりに(8d)がある)
 p.136の(14): 「アニメーション」の長音が全角ハイフンになっている,「ハンディキャップ」の短縮語は一般的には「ハンデ」であり「ハンディ」は長音化し4拍語になることも,(アスパラガス)の後に読点が抜けている.(なおローレンス (2013) には「リストラ」に関する指摘あり)
 p.139のコラム: 頭高型の「ソ'ーセージ」が示されているが一般的には中高型の「ソーセ'ージ」
 p.143の3.の(10)「コンタクト」に(コンタクトレンズの意味)と注記があるが,「接触」など他の意味でも同じアクセント型ではないか? なお4.の(9)「マジック」は筆記具の場合と「手品」でアクセント型が異なる例

[第10章] 複合語のアクセント(1)
 p.154の(12d): すべて-3に特殊モーラの例が挙げられており,これらのみからは規則が「ー3」なのか「ー4」なのか判断できない.「宇宙コロニー」なども含めるべき
 p.157の最下行: アクセント核の位置に誤り.正しくは「×イチゴ'-ジャム」(ローレンス (2013) にも指摘あり)
 p.159の最下行: 「ミスプレー」は「フェアプレー」の誤り
 p.161の1行目: 「モノヤワラカ」は形容動詞なので「複合名詞」とは言えない

[第11章] 複合語のアクセント(2)
 p.175の(10):  京都方言の「カブカ」(H3)等を「中高型」と呼んでも良いのだろうか?
 p.175の(10): 東京の「フェアプレー」の上線の引き方にミスがある

[第12章] アクセントの歴史を知る
 p.185の3行目: 「(1)のリストの中では...」とあるが(1)には「夏」が無い.8行目も同様
 p.197の下から9行目: 「互いに語源」は「同源」の誤りか
 p.198の下から2行目: アシ(低平)にアスタリスクが抜けている

[第13章] アクセントと音韻

 

参照文献

松森 晶子・新田 哲夫・木部 暢子・中井 幸比古(編) (2012) 『日本語アクセント入門』三省堂.

ローレンス ウェイン (2013) 「〔紹介〕松森晶子・新田哲夫・木部暢子・中井幸比古編著『日本語アクセント入門』」『國學院雑誌』第114巻第6号,15-17.

2018年1月10日

卒業論文研究計画書の提出について  お知らせ

心理・人間学プログラム人間学分野の3年生(来年度末卒業予定者)へ

人間学分野に所属する来年度末(2019年3月)卒業予定の学生は,1月10日までに卒業論文研究計画書を必ず提出すること.

この計画書は,卒業論文作成に向けた作業の第一歩となります.計画書には、下記の内容をA4用紙1~2枚を用いて的確かつ簡潔に書いてください.

提出された計画書にもとづいて来年度の卒論指導教員を決定します.指導教員の決定がなされないことには,卒業論文の単位も認められないことになりますので注意してください.

1 研究の課題(題目)
2 論文の概要と今後の研究計画
3 使用文献、参考文献


提出期限 2018年1月10日(水)15:00
提出先  江畑研究室(F581)  *不在のときはドアの前の箱に入れてください

2018年1月 8日

ヘーゲル・アーベント2017が開催されました。  イベントの記録

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12月26日に毎年恒例のヘーゲル・アーベントが開催されました。本学を退官された栗原隆先生による「生理学心理学を呑みこみながら──湧き立つ精神哲学」と、人文学部の阿部ふく子先生による「P4C(Philosophy for Children)の理論と学校・地域での実践報告」という発表があり、研究会のあとは人間学資料室で忘年会を兼ねた鍋パーティーがありました。

2017年12月27日

第28回新潟哲学思想セミナーが開催されました。  イベントの記録

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第28回新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)は、講師として東京大学から高橋哲哉先生をお招きし、「主権とユートピア──沖縄をめぐって」というテーマのもと、沖縄の独立をめぐる論争をきっかけに主権について考えるというかたちでお話していただきました。

まず高橋先生は、日本から独立しようという声が沖縄で高まったのは、沖縄の日本復帰から10年後の1982年頃だということをお話しくださいました。なぜなら、平和憲法下にある日本に復帰することによって改善すると思われていた米軍の基地問題が10年経っても何も変わらなかったと沖縄県民たちが失望したからだといいます。現在も日本の国土の約0.6%の面積である沖縄に在日米軍専用施設の約74%が集中しており、その異常な状態が改善される見通しは全く立っていません。独立を推進する人々には、主権国家としての独立を目指す人々もいますが、自分たちは他でもない主権国家の暴力を受けてきたのだからとそれ以外の形での独立を目指そうという人々もいます。高橋先生が今回紹介された新城郁夫氏と川満信一氏は後者であり、主権国家を超える社会構想や憲法試案という形での沖縄の独立を提唱しています。

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川満氏は、自身の「琉球共和社会憲法C私(試)案」の中で法律を一切撤廃し、「軍隊、警察、固定的な国家的管理機関、官僚体制、司法機関など権力を集中する組織体制は撤廃し」法廷を個々の人民の心の中に設けることを定めています。また、そこでは憲法に賛成し、順守する意思のある者は琉球共和社会の人民と認められ、各国の亡命者および難民を無条件に受け入れる(ただし軍事に関係した人物は除く)ことが述べられています。

新城氏は、難民を無条件に受け入れることを明記した川満氏の憲法試案を「「難民」という政治的歴史的存在を社会的紐帯の根幹的な場所に見出し、そのことを通じて、ネイション=ステイトから離脱し得る社会を構想する優れた試み」であると言います。そして「私たちは、国家と正面衝突する必要は全くないし、してはならない。(中略)生き延びていくために国家を放置しつつ、これが保有するあらゆる施設や財産そして諸機能を拝借し横領すればよい」と、私たちが国民と国家の継ぎ目において生きる難民になることを唱えています。

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高橋先生は、難民や亡命者を無条件に歓待することについてデリダを引用し、それははたして本当に可能なのかと疑問を投げかけられました。なぜならデリダによれば、無条件の歓待が生ずるためには、それは新来者(newcomer)が誰であろうと開かれていなければならず、その新来者が破壊し、革命を起こし、略奪し、全員を殺害するといったリスクを引き受けなければならないからです。また新城氏が国家と正面衝突する必要はなく、国家の保有するあらゆる施設や財産、諸機能を拝借し横領すればよいとしたことについては、結局これは国家の主権に対する別の主権の形にすぎないのだとおっしゃいました。デリダによれば、主権には異なる、また時には拮抗する形式があるだけであり、私たちは力で対抗せざるを得ないのです。

今回の高橋先生のお話を通じて、沖縄の米軍基地問題がこれまでずっと放置されてきたという現状を再認識することができ、私たち一人一人が、そこに生きる者としてどのような共同体を作っていくべきなのか考えることが重要だと痛感いたしました。また、そのユートピアが単なる理想で終わらないためにどのようなことが必要なのかを教えてくれる道しるべが哲学であると学びました。

最後に、今回のセミナーでご講演いただいた高橋先生に感謝を申し上げ、第28回新潟哲学思想セミナーの報告とさせていただきます。

[文責=新潟大学大学院現代社会文化研究科修士課程 佐藤遥香]

2017年12月15日

「間主観的感性論研究推進センター研究会」ヘーゲル・アーベント2017  お知らせ

「間主観的感性論研究推進センター研究会」

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ヘーゲル・アーベント2017

 

12月26日(火)新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟F棟5階PS

                         

16:30-17:30 栗原 隆
        生理学心理学を呑みこみながら──湧き立つ精神哲学

17:30-18:30 阿部 ふく子
        P4C(Philosophy for Children)の理論と学校・地域での実践報告

                         

主催:新潟大学人文社会・教育科学系附置「間主観的感性論研究推進センター」

共催:新潟大学人文学部哲学・人間学研究会

問い合わせ先:宮﨑裕助 mail2image.php のコピー.png

主権とユートピア──沖縄をめぐって  NiiPhiS

第28回 新潟哲学思想セミナー(NiiPhiS)
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主権とユートピア 
沖縄をめぐって

講師 高橋哲哉(東京大学教授)  


日時 2017年12月15日(金) 18:00~19:30
場所 新潟大学 五十嵐キャンパス
   中央図書館ライブラリーホール

基地問題を抱える沖縄では、日本からの自立を求めて、主権国家としての独立か、国家そのものからの離脱かが議論され始めている。「琉球共和社会憲法試案」を手がかりに「脱国家」の可能性を探った議論の検討を通して、主権や権力の存在にどのように向き合うべきかを考えたい。アーレントの「難民」論、デリダの「歓待」論などを参照する。


41WpKn30YzL.jpg第28回新潟哲学思想セミナーは、講師に高橋哲哉氏をお迎えします。高橋氏は、20世紀のヨーロッパ哲学を専門とされており、なかでもフランスの哲学者ジャック・デリダの研究で広く知られています。また、靖国問題や沖縄の米軍基地問題など、政治・社会・歴史をめぐる諸問題にも精力的に取り組んでこられました。とりわけ、2015年に出版された『沖縄の米軍基地──「県外移設」を考える』は、その内容から大きな反響を呼んでいます。今回のセミナーでは、普天間飛行場をはじめとした沖縄の米軍基地を「本土」に移設すべきかどうかという「県外移設」の問題や、そうした基地問題を抱える沖縄の「脱国家」の可能性について考えるといった内容で講演していただきます。多くのみなさまのご来場をお待ちしております。 


◎ 講師プロフィール:高橋哲哉(たかはし・てつや)1956年福島県生まれ。東京大学文学院総合文化研究科教授。専門は哲学。政治、社会、歴史の諸問題にも広く取り組んでいる。主な著書に『デリダ──脱構築と正義』(講談社学術文庫、2015年)、『沖縄の米軍基地──「県外移設」を考える』(集英社新書、2015年)、『国家と犠牲』(NHKブックス、2005年)、『戦後責任論』(講談社学術文庫、2005年)、『靖国問題』(ちくま新書、2005年)他。


◎ 新潟哲学思想セミナー(Niigata Philosophy Seminar:通称 NiiPhiS[ニーフィス])とは 
2009年に新潟大学を中心に立ちあがった公開セミナーです。新潟における知の交流の場となるよう、毎回、精力的にご活躍の講師をお招きして、哲学・思想にまつわる諸問題に積極的に取り組んでいきます。参加費、予約等は不要です。どなたでもご自由にご参加ください。

主催:新潟哲学思想セミナー
共催:新潟大学人文学部研究推進経費/同 哲学・人間学研究会

お問い合せは宮﨑まで
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→ポスターはこちら

2017年10月16日

卒業論文中間発表会お疲れさまでした  イベントの記録

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